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最近のアニメ - マクロス F 関連

マクロス F がおもしろくて仕方ないので、今後の展開妄想などメモ。最近展開はやすぎて困る。

  • 「対外戦争だと思ってたらじつは内戦だった」が一番やってほしくないことだ。「ひとに属するなにかが潜在的にスゴイ」という流れに集束する以上は、結局伏線が大事ということになって、伏線の大元を辿るとプロトカルチャーという巨大などんぶりに全部が収まってしまうんだろうなーという。でも、おれが見たいのはそんな調和じゃなくてどんぶり砕きなんだ。
  • …というあたりで、「運命とか伏線とか絡まっている世界の中で、それと全然関係ないガキが体ひとつで流れに絡んで主人公をやる」という AKIRA 的な風通しのよさを欲望するんだけど、タイミング的にはなー。FREEDOM とかマクロス F の前にやっちゃってんだよな。
    • AKIRA 的な話を凡庸なオタ作品に落とし込んだ場合、たぶん主人公は金田じゃなくて鉄雄になる」らへんとか。
    • 出来のいい「じつは内戦だった」パロディとしてナデシコとか見ちゃってるしなー。いやあれよりすごいのを本家本元であるがゆえに作れるという話なら、もっとやれという気分にもなるかも。
  • クリーチャーがランカの歌にラブラブなのとか、シェリルがノーム姓なのとか、無関係なわけはない。(どうせランカが記憶を失った事故のせいで記憶を失い全身義体化したのであろう)金髪兄とかも出てきてるしなー。その兄を操ってるのがシェリルのマネージャーで、フロンティアコロニー側のコードギアス成分担当みたいなキャラと結託しているというあたりも、「運命は作られる」みたいな部分を後押ししてるかんじ。それでいうと「(最近)作られたシナリオ」と「(古代からの)宿命」と「個人の魂」みたいなものの三角関係で戦いになるってのはアリか。
  • アルトはどうせ血とか関係ないじゃん一条ヒカルもそこいらへんのジャガイモだったじゃんという話はあるし、そこには期待したいが、家柄がどうのみたいな話はチラホラ出てきていて、どんぶり砕きというか、運命破りみたいな方向性での一致みたいなものは見えそう。どんなジャガイモも高度化した社会ではしがらみから自由でいられない的なかんじ、ではないんだよな。運命が足りなきゃ家柄を足すぜ的な部分でビバリーヒルズ青春白書感が利用されている気も。
  • ランカがミンメイの経路をなぞるならアルトは最後シェリルを選ぶ、という部分で、じつはランカとミシェルのフラグは既にいくつか立ってんだよなー。最初にミシェルに説教してデビューへの背中を押したのはミシェルだし、アルト誕生日に代役になってるし。いやクラン居るから無理筋か。
  • ミシェル-アルト-ランカのトライアングラー絡みで、シェリルにはいずれ「この…泥棒猫!」と筋違いな台詞を叫んでいただきたい。
    • シェリルがアルトとランカの濡れ場に出くわした場合、シェリルには、ツカツカと歩み寄ってランカじゃなくアルトのほうをビンタする男らしさを期待したい。アルトビンタからキッとランカのほうを向いて「この…泥棒猫!」と続くわけ。
    • ランカ「あたし…泥棒なんかじゃありません!アルトのことをずっと…。シェリルさんだって気付いてたんでしょう?それなのに…ひどいのはシェリルさんです!」みたいな展開でたのむぜ。
  • ランカの勢い(デビューから下積み期間二話でもうメジャーに)からいって、シェリルは相対的にだいぶ落ちることになりそう。麻雀漫画でいう「流れ」のオカルトだな。流れが全部ランカのほうにいってるので、いまランカはもうなにをやってもうまくいく。シェリルは努力の塊だけど下り坂なのでなにやってもうまくいかないし、運命にも抗えない。シェリルはかなり初期からランカへの態度をはっきり示していて、もう最近はそれほど余裕を持っていない。同じステージに上る、一時的にでも追い抜かれるのは遠くないという予感も持っていると思う。まだ自分が負けるとは思っていない、かな?
  • てのはまあ難しいのかなー。どうかなー。でもシェリルとランカのコンフリクトは浅くないと思うんだよね。そのうえで最後は軸がずれると思っていて、つまりシェリルは「職人、プロ、アーティスト」としての歌手なんだけど、ランカはあくまで「アイドル」としての歌手なんだよね。横に並んで一緒に歌うってより、ランカが前でシェリルが後ろみたいな位置に収まる気が。そこに「シェリル:ランカ≒菅野氏:坂本氏」みたいな筋違いの見立てあそびを強引にハメこんでいく余地が、なくもないという。
  • でもそっちだけじゃなく、最近やってるのは「マクロス F の放映時間軸を 20 年ほど巻きなおして、笠原弘子氏にランカをやってみてもらう」という脳内エミュレーション。ディテールを旧式化しつつ(ある程度の脳内リアリティを保持しつつ)タイムストリームを遡上する難度は並大抵でなく、かなりおもろい。ランカ「南風まろんです、よろしくおねがいします!」とか、大戸島さんご「やっぱりあ〜るくんはいじわるだよー」とかそういうかんじで声化けが発生。
    • 笠原弘子氏→坂本真綾氏という流れが正調なのだとすれば、あながち外してはいないという気もするのだよなー。

あと、ちょっときになってんだけど、アルトってシェリルとランカに対しては、けっこう「スクールデイズ」の誠なみになんにも考えずに接していて(というか自分の欲望に素直で相手の気持ちを考えず、配慮より目の前の事情を優先する態度)、こいつ場合によっては刺されても文句いえんなーと思う。いやまあ恋愛は完全情報ゲームじゃないので、仕方ない部分は大きいけど。