勝負関連
ゲームに慣れ親しんだオタ向けには、敗北条件さえあればゲームが成立する。非オタをゲームに呼び込むために、はじめて勝利条件が必要になる。というかオタがハマるゲームには往々にして勝利条件がない。というより、「ハマる」という状態は勝利条件を敗北条件同様に回避しつづけること。「勝ち組 / 負け組」みたいなのは、だから非オタを想定した大きめの枠組みだよなーと思っている。とはいえ、勝ち組という概念と負け組という概念の、どちらが先に生まれたのかは調べないといけないのかもしれない。負けの定義から出発して勝ちを定義して切断する、という仕組みがオタにはあったりもするので。つまり「負け組」が「勝ち組」を生み出したのだとすれば、それはオタ的な世界観のひとつなのかもしれない。