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K さん宅でクリスマス&忘年会

忘年会

K さん宅に集まってダラダラする会をやった。大変おもしろかった。今年行った OFF 会の中では、先日の A さん主催の忘年会(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081214#p3)が最もよかったかなあと思っていたんだけど、今回がそれに勝ったな。たいへん居心地よくダラダラ酔っ払って、いい気分になった。なにせひとん家だから場所代がからんし、酔っ払って畳にゴロゴロできるし、安上がりにリラックスできる。話もめまぐるしく錯綜しつつ、かといってフォローできないほど拡散はせず(人数が五人だったので当然でもあるけど)、かなり盛りだくさんなかんじになった。2008 年のインターネットについては語りつくしたような気分になったが、いやでもインターネットとかではないかなー、インターネットはインターネットで別の話かもなーと思いなおしたりした。

  • 13 時集合だが、結局昼来る面子で集まったのは 14 時。一人は夕方まで来れないとの連絡。ほんとオタ系と違うインターネットって…。
  • 各人が飲み食いしたいものを持ち寄る形式。おれはワイン二本とツマミと、あと腹減ってたのでおにぎりなど買い込んで K さん宅へ。N さんはケーキを買ってきていた。例年だとクリスマスイブの残りケーキが安くなっていたりするものだけど、そういや今年はどこもかなり数を絞ってるようで、あまりケーキの安売りとかは見かけなかったな。
  • 今回の OFF 会は、そもそもは K さんがやっているネットラジオ的なもの(K さんがやっているのは、コンテンツとしてのラジオというよりは、ブログとかライフログの代替品としての音声配信に近いなにか、みたいなかんじなので、いはゆる「ネットラジオ」カテゴリにそのまま入るのはちょっと合わないかんじ)のリスナークラスタで固めてみようかなという意図があったのだけど、それで縛らなくて正解だった。およそ二十年くらいニアミスし続けていたらしい K さんと K さんが、ほとんどはじめてまともに喋る機会ということになって、当時から近年までのローカルゲーセン界隈トークなどもあり、おもしろかった。
  • だいたいは夕方まで四人トークの第一部、夕方から五人になっての第二部というかんじだったけど、第一部がアッパーで第二部がダウナー。窓開けてたんだけど酒も入ってあんま寒くなかった。あと、おれが K さんの家に遊びにいく場合、互いに釣られあってチェーンスモーキングしまくるため、部屋の上半分が霞む勢いで煙くなってお互い喉がスゲエ荒れるんだけど、今回はあんま吸わなかった。けど喋りすぎて喉は荒れた。
  • 喋った内容は、かなりこれまでに書いたような話に重複しつつ、あとはー、最近のトピックとしては、DENPA という音楽イベントの話も出たな。おれが特に書き残しておきたいと思ったことを思いだしてみようとすると、はてな最適化の話とかかな。これは年内の日付のどっかに書いておこうと思う。

結局 22 時半くらいまで喋って散会。じつに楽しかったので、帰りがけにも缶酒を買って、飲みながら帰った。以下、思い出し用のメモ。

  • 14:26 ようやく四人揃って K さん宅で DENPA トーク
    • 喋った枝葉の細かい話をひとつ挙げると、DENPA には「服飾系専門学校生のひととかが盛り上がってる(から DENPA はイケてる)」と称揚する言説があって、そこには当然「いや服飾系専門学校のひとってイケてないひとだから」という感想が挟まってくるわけなんだけど、ここに生じてしまっている「服飾系専門学校のひとがイケてるかどうか」問題は不幸な構造になってるよなという話をした。
    • べつにあれなんだよ、服飾専門学校系のひとたちが「自分たちはイケてる」とか自称してるわけじゃなくて(「おれたちってイケてる」とか自称してるタイプの服飾界隈の音楽イベントは存在するが、それは DENPA ではない)、DENPA の場合「服飾系のひとではない当事者」のひとがおもしろさを説明するためにキーワードとして取り上げてるだけのことなんだよね、そこへもってきて「いや服飾系のひとはいけてないから」が対抗言説化してしまうと、なんか風水的によどみが生じるなーというか。普通に「あー中田ヤスタカ氏のイベントみたいなもんかなー」あたりの連想でとどめておくのが穏当という気がが。
    • たぶん服飾系専門学校のひとたちって、もっと普通というか、全然屈託とかないからやってるんだとおもうんだよね。屈託とか屈折とか無いところから生じてる現象に対して、既存の優越感ゲームのアングルをふまえた言説ギブスをガチっと当てはめてしまうと、なんか素早く不幸な最適化を誘発してしまうんじゃないかなーという。そしてタチが悪いことに、その構図の中に悪意がありそうなひとって居ないわけなんだよね。それぞれピュアに自然にあるいは事情に従って、自分の仕事をしたり素直に反応したり興味あるものにハマってみたり、というあたりまえのことをやってるだけに過ぎないという。
  • 14:55 すげえ話が錯綜しておもしれえなあ。いまファンロードの話になってる。
  • 15:07 トロピックサンダー(←「地獄の黙示録」のメイキング、のパロディ映画)最高という話に。
  • 15:32 アングラ話。
  • 16:00 奈須きのこ氏と TYPE-MOON 社のボリュームゾーンは微妙に違う話。
  • 16:19 どうにか DENPA 話に戻ってきたけど「金とモテの話に落とすとそこでおわっちゃうんだよねー」というわけで続かず。
  • 17:05 エアリーダーとして能力を発揮。
  • 17:13 「インターネットのひととして」。
  • この一年は「はてな(ネット)最適化されてゆく若オタ」を遠目に眺めて残念だなーと思うことが多かった。
  • どうも退廃が進みすぎ&人文ラップバトルの速度感に慣れすぎて、頭の回転が遅いひとがきつい。その意味「ゆっくりとだが着実に考えを進めるひと」の居場所はネットにこそあったといえるのだが、最近は同期・半同期メディアの浸透でむずかしくなってる気がする。というか、そういう箱に「単に理解力がないひと」とかが雑多にまぎれこんでしまってる状況があるので、スピードとスキルが無いひとの立場が不当に低くなってしまっている。