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最近のインターネット

  • 最近 Twitter で「ToHeart」の長岡志保語りがされていて興味深かったのだけど、そのドサクサにまぎれて「志保好きはモテ」みたいなビーンボールがしれっと投げられていて笑った。二次元ヒロインの好みのタイプをもってモテとか非モテとか片腹痛ーい!産まれるー!
    • 原文は「お腹イターイ!産まれるー!」だった(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20031201#p2)。「ぎゃははー笑えるー!でも笑えるのと同じぐらい泣けるー!」とかも神懸りだよね。今読んでも才気走ってる。
    • あと志保を指して「イイ女」て表現もあったんだけど、これもどんなもんだろうなー。志保は幼稚なキャラクタなんだけど、そういう志保の幼稚さへの視線を辿ると「志保を見ている幼稚な自分」にも突き当たることになって、そこで抱いた「うーん」みたいな感情も併せて煮詰めるのが正調の志保萌えという気がする。いはゆる一般的なエロゲーヒロインと違って志保には「主人公の助けを借りずに成長するキャラクタ」という側面がある、んだけど、ただそれだけをもって「イイ」てのはナシだよな。それは「イイ」というより「普通」に近いはずで。
  • 底意地の悪そうな振る舞いをする制作者の作品のファンは、制作者の底意地の悪そうな振る舞いにも感化されていき、振る舞いの不可逆性から共同体全体が汚染されてゆくというのはあるな。
  • オタクにとってのクリティカルな問題なんて、複雑すぎて外部にはわかりようもないんだから、非オタに良いなぜオタを打てと求めるのは無理な相談。オタ叩きをするためにオタクをもっと勉強しろと強いるようなもので。そんな無駄なことしなくても薄味な挑発で薄オタ釣ったほうがよほど効率的。
    • いや複雑ってのも違うか。どんどん移り変わっていっちゃうので、もともと興味持ってないと追っかけるのがすごく大変、というかんじ。
  • 一時期電車の中でアニメ見ようと頑張ったんだけど、ジブリアニメとかおじゃるとかがギリギリだったかなー。らき☆すたが無理だったあたり修行が足りん。ラノベもちょっと恥ずかしいしな挿絵が。
    • 「周囲から見られることで、読んでる自分をはずかしく感じる」(恥)のと「周囲に見せることで、それを見た他人をはずかしくさせる」(マナー)のとは全然別の問題なのだよね。前者駆動の論理なのに後者に結論付けるのはよじれ。
    • 「電車の中でアニメ見てるオタ」というのは、まあ「電車の中でメイクしてる女」みたいなもんだと理解すればいいんだと思います。べつにひとに見せたいと思ってやってるわけではなくて、単にそれをひとに見られても構わんと思ってるから、効率の問題でそこでやっている、という。
    • …とか書いてたらひとから指摘されて、「周囲に見せたいと思ってラノベ読んだりアニメ見たりしてるタイプのオタ」もいるわけかと気付いた。あーそう考えるとちょっとウザいな。電車くらい雑多なひとがドカドカ乗り合わせる空間では、隠しようもなく露呈してしまう部分(≒ファッションとか)以上の自己主張て邪魔にしか感じられない気がするんだよなー。そこを解決するには「アニオタ専用車輌」とか「ラノベオタ専用バス」みたいなかんじで乗客の文脈をある程度調整する公共インフラが必要で、公共インフラとはもちろんそんなことをするためにあるわけではない。
    • 「朝の通勤ラッシュでギュウ詰めのアニオタ専用車輌にまぎれこむ。車内液晶ディスプレイや中吊りに表示される広告はもちろんアニオタ専用車輌向けにカスタマイズされている(なんかちょっと近未来とかで電子化されたジャンプとかが Suica で買えたりする)。顔も名前も知らないオタ同士が昨晩のアニメの話題や非処女神は是か非か問題などに、それぞれ乗り合わせる区間ぶんだけ参加してる。議論が白熱すると乗り過ごしてしまったり、話題にのぼってるシーンを携帯取り出してその場でチェックしたり。「やっぱ中央線と山手線では出てくる感想違うなー」「8 時台の埼京線大宮 - 赤羽区間にスゲエ作画オタが居るらしいから今度遠征しようぜ」「最近の深夜アニメの楽しみ方がいまいちわからんので、しばらく早起きして学生が多い時間帯に乗ってみよう」みたいな会話が交わされる」…ってそれインターネットか。皆携帯電話とか使ってそれに近いことはすでにやってる。
    • しかしまあ、そのような光景の中でなら、「おれはこんなの好きなんだぜー」という余剰の自己主張としてのアイテムみせびらかしはアリかな。別系統の信者同士が座席の対面で意地の張り合いやってたりとかね。
  • 用語「購入厨」はおもしろ語だけど、「説教厨」というのも同じくらいにはよじれているよな。購入厨は呼ぶ側のよじれで、説教厨は呼ばれる側のよじれというのが違いか。
  • かみ合おうがかみ合うまいが自分のペースでしか話をしないというのは、舌戦において「強い態度」のひとつといえはするが、Twitter 派生のコミュニティだと必ずしもそうではない。独り言としての処理でそれを行ってしまいがちだし、相手側もその流れで処理してしまえるからだ。振る舞いは似ているが、ラクラクでないかが大きく違う。