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だから「ドン引き」の「ドン」って何の音だよ

「ドンドンドン、何の音?」

「風の音」

「あ〜よかった」

「ドンドンドン、何の音?」

「おばけの音ー!」

「キャー!」

♪ドンドンドン、ドンッキー、ドンキ・ホーテー(註:実際には「ドン.キホーテ」で「ドンキ・ホーテ」ではない)。は、いいとして、元はなんか意味のある擬音だったのかなーと思って検索してみたら、

誰かの発言によってその場がものすごくしらけたり、発言者以外の全員が引いてしまうこと。たとえば、『電車男』の話題で盛り上がっているときに、「ベノア(イギリスの紅茶ショップ)って何?」などというと、まわりは引いてしまうのである。しかし逆に「ベノアの紅茶はね……」と熱弁を振るいすぎて、まわりをしらけさせることもある。もともとは映画・テレビ業界で、カメラのレンズを目一杯引いて(ズームアウト)、広い範囲の風景を映す手法をさしていた。このことばがお笑いの世界に持ち込まれて、意味が変化。ボケやギャグがまったくうけなかったときの、きまずい状態をさすようになり、それがバラエティ番組で使われたことからブレークした。

という記事があった。もとは撮影語だったのか。望遠=熱中、広角=興醒め、みたいな対比は、いわれればなんとなくわかる。となると、ドン引きの「ドン」は、擬音語じゃなくて擬態語ということになるか(その行為によって実際に「ドン」という音が出るわけではなく、静寂を表す「シーン」とか、往年特撮によくある「宇宙音」みたなやつの同類)。おそらくは、「ドーンと引く」の変形での「ドン引き」というか。

以前「ドン引きの対義語ってなんだろう?」と考えたときに「…ガブリ寄りかなあ」と考えたことがあったんだけど、ガブリ寄りは相撲の用語だから、撮影語派生のドン引きとは筋が合わないということになるかな。