デスクトップ PC を新調
自宅環境アップグレード計画は常に進行中、というより、環境要求はほっとけばどんどんリッチ方向へ流転するので、ひとつの理想形でガチガチに固めてしまうようなことはせず（ある時点での完成形は、次の時代へ以降する際に引き継ぐことのできない規格を大量に余らせる結果に繋がるわけだ）、将来を見据えた拡張性を目標としつつ懐具合と相談を重ね、アップグレードの度に環境を構成するパーツの大半を置き換えなければならないみたいな馬鹿な事態を回避して、つまり一度に複数のパーツを置き換えざるをえないような近視眼的・安物買いの銭失い的な構築路線を採ることなく、盆栽のように着々と推し進めるべき、静的かつ経営的な趣味のひとつといえるわけなのだが（←でなきゃ新世代ゲーム機買う際同時に TV もホームシアターシステムも買い換えなきゃ的なドタバタに陥るわけだ）、このたびデスクトップ PC を急遽置き換える必要が生じてしまった。電源の調子がおかしい。ほかはどうでもいいけど電源だけは事故が怖いので、なんとかせねばららん。
最新の皮算用日記を検索すると（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080304#p1）、デスクトップ PC の置き換えはモニタを D5 出力対応に置き換えてからやるつもりだったんだけどなー。でも電源だけ買い換えて間を持たすんだったら、いっそこの機会にスペック上げたほうが手間に見合う。なにせいままでがボロすぎたわけなので大した金かけなくても十分強くはできるし、あとちょうどよく M さんが型落ちパーツを安価で譲ってくれるというので、じゃあそれで。マザーボードと CPU とビデオカードは確保できたので、あとはメモリと電源と、ついでに最近 HDD もやたら安いので記念にいっこ追加と。ケースは以前のやつを流用することにしたので、以上で買い物終了。
PC のスペックが戦力の決定的な差でないことは幼稚園の砂場で学んだので、ここでは特に書かないけど、強まった部分を羅列。
- 型落ちとはいっても結構いいかんじ。最近のゲームも多少クオリティ落とせば動く。DiRT とか HoEII とかは普通に動いた。
- 静音化した。ムービー再生用に使ってるぶんにはビデオカードのファンは回らんし、元々ケースについているファンの音がちょっと気になるくらい。というかまあ、いままでがやかましすぎた。
- いままでデスクトップ側では 1080p のアニメ録画はスペック的に再生できなかったのだけど（720p のリミテッドアニメでギリギリというかんじ）、ヌルヌル動くようになった。わーい。
- いままで映像出力が DVI+VGA だったんだけど、晴れて DVIx2 に。
- USB ポートが増えた。せっかくの機会なので前面にもつけたよわーい。でも USB はモニタ側にいっぱい口があるので、本体側はあんま使わんのだよね。
- PC 側でもサラウンド音響を使えるようになった。これで前面ポートに有線 360 パッドつなげば、360 と完全同等のゲーム環境ということになる。んだけど光デジタルケーブルの余りがないので今度買ってこないと…。
とりあえず、この構成で 3,4 年は頑張りたいかんじだなー。だいぶ物足りなく感じはするだろうけど、これまでも辛抱できていたわけだから、そこに不安はない。
