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ひさびさ Palm で読書 2

先日(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070320#p3)のつづき。中里一「歴史のくずかご」は Adobe Reader for Palm OS 3.0 で読み終わった。けどやはり機械的にコンバートしているせいで改行など一部おかしいし、第一せっかくの縦書きが横書き表示になってしまっているので、やはりいまひとつだ。話はおもしろかったし、あいかわらず手からへんな汗もかいていいかんじだったんだけど。環境として味気なさすぎるな。もうちょっとまともなリーダーはないか。

PDF ファイルをコンバートして見る、という点では、いっそ画像にしてビュワーで連番で見ていくっていう方法もあるだろうと思って調べたら、人力検索はてなでそのような質問をしているひとが居た。

でもこれは最後の手段だ。やっぱり PDF は PDF で見れるのが面倒がなくていいんじゃよ、とも思うのでもうちょっと調べたら、PalmPDF というソフトがいいかんじらしい。

英字ドキュメント参照には文句ナシとか。日本語だと文字化けしたりするらしい。そうかー。おれは日本語読みたいんだよな。どういうかんじかな。要確認だ。

基本に立ち返って、動作の快適さでいえばやはり Pook とかじゃよね。Pook で青空文庫ってのが、お金もかからないし、しあわせな選択のひとつではある。まあ PDF は読めないので今回の問題解決には関係しないけど。

で、まずは PalmPDF をインストールして確認。「歴史のくずかご」は…ダメだ、文字化けしまくり。だが「1492」の上巻を読み込んでみると…バッチリだ!字も絵も表示される。すばらしい。細かく拡大縮小できて、紙面をドラッグして閲覧可能。これで動作がもうちょっと軽快だと文句ないんだけど、さすがにちょっとファイルがデカいというか、もとから Palm には荷の重い作業というか。ちゃんと表示できてうれしいはうれしいけど、あまりサクサクと読書できる環境ってわけにもいかなそうだ。展開・表示時にかなり頭使ってそうなので、バッテリの持ち時間もちょっと心配か。なにせおれの CLIE はもう五年も前のハードなので、いいかげん電池もヘタれているはずだ。ともあれ、ひとまずはこれで。

PalmPDF で「1492」が読めることがわかったのでひとまずはよしとすることにしたが、一応 PDF を印刷する場合を考えて検索。あんま選択肢を知らんので、お手軽さからいって駅前の kinko's か最寄のセブンイレブンネットプリントだな。

PDF 入稿形式は、特に問題はなさそうだ。ネットプリントはモノクロ出力 1 枚 30 円かかる。上巻 120P だからイラスト部分をカラーにしたりとかしてざっくり 4,000 円か。値が張るなー。でもたぶん kinko's だともっとかかるよなたぶん。見積もり面倒なので出してないけど。いっそ値が張ってもいいので仕上げ加工に凝ったことを一回やってみるってのもアリか。いやまあ、とりあえず紙に出すことは考えないでおこう。どう考えても、自分で印刷するのは高くつきすぎるんだし。4,000 円あれば、データじゃなくて製本されたものが上下巻セットで買えたのだ。

あと、それとは別に Pook をインストールしてほかの本の読書環境もセットアップ。うーん、どれがいいか、なんか目にとまったので石原莞爾「最終戦争論」でも読むか。最近思うところあって岡田斗司夫「ぼくたちの洗脳社会」(http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/bokusen/mokuzi.html)など読んだりしていたので、あのいうなれば「アホの子にもわかるよう平易に噛み砕いた文体でマクロな話をぶちあげる」的なノリの文章をもうちょっと読みたくなったというのもあり(まあ石原莞爾氏のほうは元が講演の筆記だからというのもあるだろうけど)。あと Palm で読書といえば絶対に外せない、太宰治人間失格」な。