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24

旅行写真 | 060102

「24」第一シーズンを見終わった。おもしろかった。そりゃおもしろいだろうと思っていたが実際に一シーズン分見てみた感想はそれ以上のものだったと言える。また見たいし、続きも見たい。

取り急ぎ印象メモ。

  • ジャックはトイレいかないの?
  • ジャックはメシ食わないの?
  • CTU にカンヅメになってるスタッフもメシ食ってないよなたぶん。コーヒーはけっこう飲んでる印象あるので、トイレは行ってるかもしれないけど。
  • とにかく耳に残ったのは何度も何度もあらゆる局面で出てくる台詞「trust me」。24 というシリーズ自体を象徴するフレーズだろう。すまない、愛してる、信用しろ。ジャックお得意の高速口説き術だ。こんなマイペース(ただし誰よりもハイペース)のワガママ(ただし公益と合致している)野郎みたことないよ!
    • おそらくおれが漠然と認知している「信用」と、ジャック語の「trust」は根っこが違う。おれが感じている「信用」は、いうなれば金本位制的な信用だ。絶対のイメージ。ジャック語の「trust」は、それに対して管理通貨制的な信用だ。相対のイメージ。で、どちらがリアルかといえば、おそらく後者だろう。信用についてあまり深く考える必要なく暮らしているおれは、そのイメージを追及し、進歩させる必要がない。仕事に向かって八面六臂のジャックにとっての「信用」は、より現代的で、実用に則した考え方に支持されていなければならない。
  • 対テロ組織というところから真っ先に連想するのは士郎正宗氏。やってることはアップルシードというよりは攻殻機動隊寄りか。連続ドラマとして攻殻 SAC は日本アニメで相当頑張ったほうだろうけど、アメリカドラマの 24 の前にはさすがに霞むなあと思った。24 が追求しているのはスピードと密度なので、その土俵ではという話だけども。これほどタフな連中のドラマはなかなか見れるものではない。
    • 並行して TV で見ることになった第三シーズンでは、CTU には神林長平敵は海賊」の海賊課ばりの乗っ取り権限まで与えられている(ように見える。病院の手術室のカメラまで私用で覗き見れるようになってたみたいだし。「権限ないけど乗っ取ってる」のかもしれない)。このようなカメラ監視社会でリーチの長い組織っていかにも強そうで怖いけど、それでも監視しきれないから強すぎるというわけではないわけなんだなあ。
  • まあでも、漫画でいうと一番先に対比しないといけないのはデスノートなんだろうかなあ。
  • 疑問や引っ掛かりはいろいろあるけど、いっこだけどうにも気になってる点。ひょっとしたら流れ上で見落としてるだけかもしれない。ジャックが内通者を突き止めるためマイロ発案によるネットワーク監視だかログ検証だかの作業を許可したと思うのだが、その作業が結局どうなったのかがわからない。ドラマに出なかったということは、成果につながらなかっただけってことで納得しておくかなあ。

詳細なタイムテーブルを組んでみたい欲がモリモリ湧いてくるんだけど、さすがにそれをやる余裕はないのでネットで探すかと思ったけど、みつけられない。24 というタイトルの平凡さも要因のひとつかもしれない(ありふれすぎている!)。というか 24 の場合起きる事すべてがネタバレと言えちゃうので、そういう文書はなかなか web に上がらないのかもしれない。絶対どこかにはあると思うんだけど…。