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表参道ヒルズ見物

おれに縁のない東京シリーズ。表参道ヒルズhttp://www.omotesandohills.com/)を攻めることにした。インターネットを利用した事前リサーチによると、表参道ヒルズは単なるテナント集合体なので、同じヒルズつながりとはいっても六本木ヒルズと比較すると見るべきところが全然ない、という話だった。おれの場合六本木ヒルズのほうにもあんまり行ったことがないから、まあべつに表参道でもいいか、というかんじ。

着いた。建物はへんでおもろいな。

  • 表参道ヒルズ

やたら横に細長いビルの中身はぶちぬきになっていて、どこからでも全体を見渡せる。地上 3F までしかないのだが、地下も 3F まであるので吹き抜けは合計 6F ぶんの高さがあり、閉塞感はない。そして、通路が最下層から最上層まで一本のゆるやかな坂道になっていて、階段等一切使わずバリアフリーに行き来できる。まあ登るのはめんどいからエレベータかエスカレータを使い、上から斜面を螺旋状に下っていけば、全部の店が見て回れるという構造。狭い敷地で息苦しさを感じさせず、密集しつつも迷うことがない、こういう建物もアリなのかー、なるほどなーと感心した。「どこか見知らぬエリアにへ迷い込む」みたいな感覚が生じえない明快なレベルデザインは、リプレイバリュー的にどうなんかなと思わんでもないけど、とりあえずファーストインプレとしては、土地活用としてのおもしろさが上回る。

  • 表参道ヒルズ

へんなライティングでオサレ空間を演出、みたいな部分もずいぶんがんばってるかんじ。逃げ場がないから混雑したら厳しそうでもあるが、そこんところは入るテナントの格とかで運用的に調整するところか。あと建物の敷地の端にある同潤館というオンボロビルを飲み込んだ形になっていて、空中から廊下で接続していた。なんか文化的ないわくのあるビルなんだろうなー、むかしちょっと調べたんだけど忘れてしまった、とか思って見て回ったが、帰って調べたら、あれ昔そのままのビルじゃなくて、再現したものなのね(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A8%E5%8F%82%E9%81%93%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA)。元の同潤会アパートについてはこっち(→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E6%BD%A4%E4%BC%9A%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88)。

しかし構造以外は至極つまらん女子むけ買い物ビルなので、一通り回ったあとではひまのつぶしようもない。ひまつぶしという意味でいえば、国立新美術館にでも行って文化庁メディア芸術祭など見物したかったけど、体力続かずあきらめ。