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ガンダム雑想

  • PG 1/60 GAT-X105 STRIKE GUNDAM を組み立てて、いじったり眺めたりひとしきりしてみたが、ガンダムはどこからどう見てもガンダムに見えるのがすごいんだなと思った。
  • このガンダムのデザインの美点は「それがガンダムに見えること」に集束していっているように見える。どこにどういうフォルムがあればガンダムに見えるのかとか、そういうことを初代以降のガンダムデザイナのひとたちは考え続けてきたのだろう。
  • ロボット工学がどうのとか、兵器としての機能がどうのとか、そういうものはガンダムの第一条件ではない。実際、ガンダムのフォルムには兵器としての怖さがない(PG については、関節の納得力はかなりのものだけど)。ガンダムっぽく見えるロボットではダメで、どう見てもガンダムにしか見えないロボットをデザインすることが最優先。兵器っぽさとかロボっぽさというのは、ガンダムっぽさの中で許される範囲内にのっけておけばよい。その範疇のものであるから、逆にマッハなゲームとして展開されるということかもしれない。厳しいレギュレーション下で微差を競うという点で、ガンダムデザインはモータースポーツ的ですらある。
  • とにかくあくまで絶対にガンダム。でなければそのロボットが活躍するアニメのタイトルが「ガンダム」にならない。ザブングルとかドラグナーとかか。それではいかんのだろう。近年のガンダム作品においては、ロボットとしてのガンダムを、作品としてのガンダムよりも重視するというか、一体視させる戦略できているように見える(←この状況の一面を端的に説明した言葉が「敵も味方もガンダムまみれ」)。そのへんも絡んでいるのだろうというか、絡んでいないはずがない。
  • 関係ないけど現代では MOBILE SUIT というとモバイルスーツと読みがち。