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結局カウボバとサムチャンはどっちがおもしろいんだよ選手権

カウボーイビバップサムライチャンプルーは、スタッフがかなり被ってる系の作品だけども、じゃあどっちのほうがおもしろいんだよというのはあんまり考えに上らないというか、どっちも似たような…いやいやいや。それでいうとマクロスプラスガンダム 0083 はどっちがアレなんだよ(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080716#p2)みたいな筋からもスタッフが被ってんだよね結構。で、このところで両方とも全話視聴してみて、引き出し・幅・リプレイバリューなどから、ビバップのほうが出来が上ということになるかなーと、思わなくは…いやしかし、ビバップはどう見立てても最終的には涸れた安心感みたいなものに落ち着いていってしまうので、展開の別例としてチャンプルーも押さえといたほうが…だからどっちだよ結局のところは。過去をひきずる男たちと過去を探す女(たち)の珍道中、男は因縁と向き合い、女は父親と対面。そして未来へ、または旅の終わりという分岐。それぞれのコンフリクトが、交錯はするんだけど根本的には個別解決するのと、多少絡み合って解決するという分岐。全体の印象は、ビバップは二十代後半でチャンプルーは二十代前半。

というかんじでしばらくウダウダしていたのだけど決まった。ビバップでもチャンプルーでもなく、たまたまテレたまで再放送していた「あしたのジョー 2」の圧勝。いやー、ジョー 2 おもしろい。すごい。スパイク(山寺宏一氏)もムゲン(中井和哉氏)も悪くはないけど、とにかくジョーがかっこいい。あおい輝彦氏の貫録勝ちというかな。造形がかっこいいとか台詞がかっこいいとかではなく、ジョーがジョーっぽいというだけでかっこいいんだから、これには勝てん。ていうかスパイクのかっこよさの系統って、ルパンっぽさかといえばそうではなくて、たぶんジョーのかっこよさ系統がかなりの濃さで入ってると思う。「たぶんこれを見た彼女は「ルパン III 世だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い」ってかんじだよね。馬鹿違うよ確かに全体的にはルパンっぽさとかもあるんだけど、主人公格メインのスパイクに関しては、ジョーの何番煎じかなんだよという。死に損なって生き延びたジョーの夢物語なんだよ。ともあれそんな事情で、オリジンには勝てん。あおい輝彦氏がスパイクの声やっていたらどんなことになっていたか。いや、そういう妄想は邪道よな。ジョーはジョー。20 世紀に死んだ。スパイクはスパイク。醒めない夢を見ている。