スペースヴァンパイア

なにげなく TV を見たら「スペースヴァンパイア」をやっていて、これは 85 年の作品だが、1968 年公開の「2001 年宇宙の旅」の宇宙映像がいかに革新的であったかなどを確認。あとアメリカだと郊外→大都市コンボで容易に「都会の陰に犯罪者とかエイリアンとかがまぎれこんでコツコツ人を殺していく」系の映画が成立するけど、イギリス舞台の本作のような映画だと展開の仕方が違ってておもしろいなと思った。そのての映画のことが好きではあるけど系統立てた理解などはしていないので、このような理解は「エヴァンゲリオンはラーゼフォンのパクリ」式のアレかもわからんけど。途中をすっ飛ばしていきなり大状況に展開するあたりの段差は素直におもしろく、日本の怪獣映画ともどこかしら通じる気がした。イギリスは第二次大戦で空襲受けてる国だしな。そこは関係ないのか。

ところでスペースヴァンパイアて原作コリン・ウィルソン氏なんだな（http://www.geocities.jp/colin_webson/sf/vimp_mov.html）。