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GW 最期の日

なんでも作るよ。個展会場

電話の音で目覚めたら風邪気味だった。昨夜は冷え込んだ。サンダルで夜中弁当を買いに出てしまったのが決定的だったかもしれない。連休中は通勤用の靴をはかずサンダルで通すという決め事をしていたのだが、今日のお出かけにはちゃんと靴を履いていったほうがいいだろう。でないと明日寝込む。電話に出るとOさんで、すこし遅れるとのことだった。おれなんかまだ布団の中です。やはり寝坊してしまった。慌てて準備して出発。今日は軽めのイベント見物を二つやる予定だ。

この GW にはあちこちのコミュニティで開催されているイベントに行ってみた。屑デス 2 であり、ユリイカトークショーであり、その二次会であり、DoGA CGA コンテストであり、そして GW 最終日の今日、開催されると聞いて行ってみようかなと思ったのが mixi 内で告知されていた同人誌即売会「みぃけっと」なのだった。といってもみぃけっとは、べつに mixi 内の同人が好きなひとびとのコミュニティの総和的なイベントではない(コミュニティ代表的な性格はない)。有志のひとが発案して、せっかくだからやってみましょうみたいなかんじで行われるイベントであるようだった。また、告知が mixi 内に限定されているからといって特別 mixi にちなんだようなジャンルや内容的な制約もないようだ。単に間口を SNS 内という枠で区切ってあるだけの、ふつうの小規模ノンジャンル即売会なのではないだろうかという予想であり、いってみると事実そのとおりだった。それだとコミュニティしばりでイベント参加する意図と合わないんじゃないかという話になるが、まあなんというか、もしかしたら参加者のひとのうち誰かが「mixi 本」みたいなものを作ってる可能性がなくもないわけだし、もしそういう本があれば読んでみたいと思ったので行ってみたのだった、が、みつけることはできなかった。到着時間が遅めだったことや、おれの検索能の不足もあるかもしれない。

というか妄想のレベルを出ない話でさえ、おれはいまだに「SNS のサービス自体でなく、SNS 内でのコミュニケーションを題材にした同人誌」について、それがどのような様式になっていくのかの具体的イメージができないでいる。まあ日常四コマ的なものに SNS を絡める(RO を題材にしたゲーオタ日記漫画みたいなの)とか、ペルソナ何枚もかませる同時並列世界もののサスペンスとかなら想定できなくもないが、なんかそれだけではない気がするんだよなあ。あと「mixi をどう思いますか?」問題(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050410#p3)とかが下手に絡んでくるとややこしくなるし…とかなんとか。ようするに悶々としていても埒があかないのでヒントでもあればラッキーだなくらいの気分で行ってみた。あんまヒントは拾えなかった。けど気分転換にはなった。あとおれ小規模即売会の空気がけっこう好きなのでそのへんも楽しめた。

で、サクっと会場を出て次は秋葉原。かいもの。特に目的はなし。いはゆる秋ブラ(秋葉原ブラブラ)。フィギュア屋に寄って Pinky:st. を補充、洋ゲー屋に寄って「MERCENARIES」北米 XBOX 版(国内本体でも可動)が売ってあるのを確認しつつ、あー戦場 GTA だと英語わかんないとつらいかもなーっていうか出ないと思うけど一応 XBOX 日本語版が出るまで待とうと一旦スルーした、が、帰宅後マーセナリーズ Wiki@2chhttp://www2.atwiki.jp/mercenaries/)とかが存在するのを知って歯噛み。買っとけばよかった。

秋葉原の次は水道橋。「なんでも作るよ。」(http://monkeyfarm.cocolog-nifty.com/nandemo/)の kogoro 氏の個展で、1/1 スケールのスコープドッグが展示されているというのでそれを見に。べつに動いたりするわけではないが鉄で原寸大というのは見ものだろうと行ってみた。駅からすぐのところの倉庫みたいなところで展示されていた。入場無料。会場は満員。撮影不可と聞いていたのだが、それはスコープドッグの置いてある区画についてだけで、それ以外の作品については撮影可だった。ので、とりあえず目の前に置いてあるゴツかっちょいい PC を撮影。腱鞘炎なりそう。見た目と質感て大事なんだなあ。手触りは、触らないでくださいと書いてあったのでわかんないけど。

おれはアートとかわからんのであんま美術とか個展とかいう単語と縁のない人生だから、よくわからんのだけど、この会場は見世物小屋っぽくておもしろかった。順路に沿って歩いていくと kogoro 氏の手になる様々なへんなものが展示されていて、最後にスコープドッグがズデーンと立っていてびっくりするという按配。スコタコは区画によって遮蔽されていて、そこに背後から回って入っていくという趣向がよかった。ここか、ああ、おお、なるほど、おお、おおー。というかんじだ。小さいものとか中くらいのものとかへんなものとかなんだかよくわからないものとか見たあとでっかいものが出てきてびっくりしてるうちに会場から出れる。なんか昭和っぽい感覚でおもしろかった。スコープドッグだが、スペックから想像するより実物はデカい。あとやっぱ質感モリモリなので迫力がある。けどこの中に人間入って戦うのかーと想像するとけっこう狭そう。鉄の棺桶なのだなあ。あとスコープドッグの横で、人ごみ整理をしてるスタッフのひとがすごいヘトヘトっぽくて大変だなあと思った。連休中ずっとこんな調子で満員続きだったんだろうか。見物料がわりに本(http://cocologbooks.cocolog-nifty.com/blog/cat_tataki.html)でも買って帰ろうとか思ったが、売り切れとのこと。残念。

あとBEMOD(http://under.under.jp/archives/000226.html)を読んでて思い出したが、仏像見てるような感覚も近いのかなと思い当たったんだった。ただ仏像と違ってスコープドッグは顔の部分がスコープなので、仏像的には見れない気がした。仏像に顔があるのは考えられてるんだなあと思った。

で、そのあとはOさんが渋谷で夕方からライブ見物というので喫茶店で適当にオタ話しつつ時間をつぶし、17:00 頃に新宿で散会。帰ってきたころには風邪っぽさも最高潮に達していたが、連休の最後らしく掃除と洗濯だけは済ませなければならないのでとりあえずそれをやり、合間合間に風邪薬をボリボリ食って、かなり熱っぽく寒気とかしつつ布団にくるまって今。雑談で出た内容もおもしろかったが、とりあえず今日はメモらず後日覚えてたらまとめる。