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ギャルゲーとか二次元とか

先日脳漏れしていたオタ話に関して、伊藤悠氏(http://d.hatena.ne.jp/ityou/)からメールで指摘をいただいた。

civilization 的ギャルゲ → PLAYBOY:the MANSION が類似方向ゲーかも?

ゲームのごく基本的な目的は,ヒュー・ヘフナーになって,ヒュー・ヘフナー的なライフスタイルを謳歌することだ。ヒュー・ヘフナー的なライフスタイルとは,雑誌を出版したり,女の子達の写真を撮影したり,セレブリティ(有名人)を集めたパーティを開催することである。

アーハー。女キャラは全員胸がでかく、男キャラは全員アゴがでかい、さすが肉食アメリカ、発想からして牛肉くさい。そしてなるほど、ギャルをコーディネートしてゲストをコロすゲームか。日本オタ向けに移植するならメイド喫茶とかコスプレ居酒屋とかを経営する SLG なり RTS だとそれっぽいのか。「PLAYBOY マンション」は各店舗、「雑誌」は会誌や同人誌やオタ雑誌や web、「写真」はコスプレ撮影会、「セレブ」はオタメディア編集者とかアニメ・ゲーム開発者とかエロゲー論壇人、サブカル文化人や個人ニュースサイト管理者などを類型的に数百人分作成して置き換え。

二次元キャラの三次元制作者によるコントロール

  • コントロールが精密なキャラは萌え対象にされない
  • ストーリー内で、人格的成長とかちゃんと組み込まれてるキャラは萌えファンが少ない
  • むしろそういうところの肉をあえて削って、骨と皮なキャラってのが萌えキャラの条件?
  • フリクリってどうも萌え消費されてない

なるほど。そうなると、

  • 脇役萌え
  • 「萌えよ細部に宿れかし」
  • 「萌えは一コマに生じ、二コマ以上連続すると消失する」
  • 「萌えは静止画のクリップ及びスクラップ、サンプリングにリミックス」(コラージュカルチャーとの親和性)

などの言説とくっつければ、ぐるりと一周して萌え話のスタート地点に戻ってしまうかもしれない。あああ、また世界一周(≒思考ループ)しちゃったよ。世界観が未熟だとよく起こる。ドーナツ状宇宙で出口をみつけることのむずかしさ。

ともあれ、オタによる物語消費解体メディアが開発されていく過程で、「同人誌→萌え」という順番はとても正しいのだなと腑に落ちた。同人誌は消費可能性を持ってるけどそこに集中してるメディアじゃなく、萌えは同人誌ほどコストをかけなくても(それこそ瞬発的に)発動することのできる解体化。南無阿弥陀仏の発明に近い。それは共有されることでメディアと化す。