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THE POWER PUFF GIRLS MOVIE

おもしろかった。ガールズかわいいなー、以外に特に感想のない映画。その点でアニメーション映画としてかなりの純度ってことなのかもしれない。臭みも嫌みもない。さすがエンタテインメントの本場はかくあるのだな。アホもボンクラもこの映画の前では同様に笑う。

内容はガールズ誕生秘話のようなものなのでPPG未見のオタにも安心しておすすめできる。お話としてのきちんと転がって畳まれたかんじはいまいちだと思うけどそんなこた重要じゃないっていうことが見ていればわかる。

あとこの映画の監督の劇場映画っていうものに対する姿勢っていうかありかたっていうかマインドっていうかスタンスっていうか気分っていうかなんというかそういうものは、劇場版「美少女戦士セーラームーン R」制作時の幾原邦彦監督のそれにすごく近いものがあるんじゃないかなあと見てて思った。いろんな点で全然違う二本の映画だけど、なにかどこかで通じている気がする。

あとMさんが PPG とLittlewitch白詰草話」の共通点(博士と幼女三人)を指摘して、ああいわれてみればそうなのかーとか思った。「白詰草話」は同人時代(PPG 放映前っていうか制作前)からあった設定のようだし別にその成り立ちは PPG とつながりはなかろうけども実際のおはなしづくりのモチーフはかなり拾える部分があるっていうか。家庭のイメージのない独身男のもとに突然娘が沸いて出るというシチュエーションはおいしい、んじゃその独身男が学者かなにかでふとした拍子に娘を人工的に作っちまうってのはどうだ、とかいうのはどっからでも引っ張り出せるアイディアだし、娘もどうせなら一人より三人のほうが話もひろがるし客層のいろんな好みを包括できるぞ、というのも商売的に(または工業デザイン的な模倣行動から)ものすごく自然な話だ。ほんといままで頭ん中で全然つながってなかったのが不思議。