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悠久の風伝説

押忍!闘え!応援団 2 | 070517

最近風が強くてやれん。ビルの高いところで煙草吸ってると、頭上高くにコンビニ袋っぽい白い物体が舞っていて、さらにその上を風待ちの鳥みたいなのがスイスイ泳いでいて、あーこういうかんじは地表の戦争とか平和とか関係ないなー風は無責任だなー特殊戦のやつらめと思った。そのあとゴミ袋を追っかけていくと、隣のビルの屋上あたりをナメて道路を横切り高度を落としながら公園の樹木の上を飛び越えて、駅前広場の芝生のあたりにふんわり着地したあと地表でローリングストーン状の運動、ああなってしまえばもはやそれは飛ぶコンビニ袋ではなくただのゴミ扱いだな、しかしいま駅前に出てきたサラリーマンども知っているか、彼(彼女)はほんの十数秒前まではるかおれの頭上遠くを渡る輝点であったのだ。風とはつまりそのようなものだ。いまそこにあるからといって前どこに居て次どこに行くのか、ありきたりの方法ではわかりようがない。目の前を転がってゆくゴミ袋を運んだ風の気まぐれ。一時として同じ手が触れることのない巨大すぎるが全体を意識する必要など全然ない不思議な流れ。風がたどり着く場所というのはつまるところ吹き溜まりの言い換えだと理解しているが、吹き溜まりとはかつて風に運ばれたものたちがその手を離れ置き去りにされてあるだけの場所であり、結局風はそこに留まり続けることなくまた次のどこかへ流れてゆく。「鳥になりたい」と「風になりたい」は、それほどにレベルの違う話ということだ。煙草が終わったのでよしなしごと終了。

Forza Motorsport 2 体験版

グラフィック関連。背景はアンチエイリアス効いてるけど車だけ効いてなくてガキっとしている。何回も重ねて描画してる関係でむずかしいのか(そのぶんテカりやリフレクションはものすごい)。あとモーションブラーが車体に重なった部分をハネてる関係でエッジの部分にゴミが残っていたりする問題。これも「馴染んでる背景に対して車が浮きだして見えてる」感につながってるかんじ。このへんもあってグラフィックについては最強感が薄い。コースのディテールなども PGR3 の異常な密度と比べればそれほどでもない…といってもまあ、これは「そもそも公開されているコース数が少ないのでまだなんともいえん」「PGR3 みたいに市街地舞台のゲームと違い Forza 2 はサーキットメイン(市街地も含むが)だから、そもそもモデルとなっているコース自体わりと華がないというか地味なので情報密度が薄いかんじがするのは当然」みたいなアレも含む。まあこれらすべては、たぶん「D4 で 60fps」という極めて高いハードルを越えるためのものだ。よかよか。

あと、Forza といわず XBOX の大概の運転ゲーは、右アナログスティックを使ってプレイ中左右を見渡すことができるので、これをうまく使うと一画面でもドリフト中に車体正面じゃなくて進行方向を見ながら運転できるかなーと思って試した。視点はボンネットで。アナログキーは無入力状態で正面固定(↑入力と同等)、左右など急角度にいきなり倒すと真横視点になってしまうので、視点は最初から↑方向に倒しておいて、そこから微調整してゆくかんじ。けど体験版の車は特に滑りやすいセッティングでもないので、あまり意味がなかったかなー製品版出てからドリドリ仕様にチューニングして試さないことにはどうしようもないな。ていうか視点動かすと結構酔った。なにもしてないと全然酔わないけど、運転中カメラ動かすとこんなかんじなんすな。さすが Forza 2 車酔いまでリアルだぜ。あとこのやりかただと視点を正面に戻すのが結構面倒っていうか、↑に戻したつもりでも微妙に視点が正面からズレてたりする問題があって大変。そこいらへんでいうと N64 以降の任天堂社アナログコントローラの八方向ガイドは優秀だったなあという話になるが、あれはあれで微妙な方向への入力がイマイチ決まらないという問題も生じさせるわけだから良し悪しだな。ていうか入力戻せば正面視点に戻るのでべつにそこはというか。

逆転裁判 2

2 進行。現在二章大詰め。ざあますおばさんこえー。

1 → 2 ときて、その正調のグレードアップ感を楽しんでいる。BGM の音色が垢抜けたなーとかそういう。インターフェースも完成された。2 ではメッセージスキップも部分導入されている。ミスも回数制からゲージ制に変更され、局面毎に緩急がついた。また証拠提出時に「これこれこういう事実を示す証拠品は?」という具体的なメッセージが証拠品選択時に表示されており快適(4 を遊んだとき、証拠品提出時にガイドメッセージが毎回定型文になってしまっていて気になった)。

  • 裁判長の名前が「サイバンカン」から「サイバンチョ」になった。やっぱ「カン」だと堅いよね「チョ」がいいね。
  • 須々木マコはいい意味でカプコン面(ヅラ)だなー。
  • はみちゃんはカプコン面(ヅラ)って部分よりも、どちらかというと魔法少女の年代史的なものを感じさせるキャラだな。具体的には、いはゆる「ぷに系」と呼ばれる少女キャラの地層の話というかな。大雑把にいうと 94 年以降数年間のぷにキャラの骨格は「赤ずきんチャチャ」によって規定された部分が大きくて、なんかモコモコしているかんじだった。で 99 年に「おジャ魔女どれみ」がスタートしてブレイク、以降の数年間にわたってぷにキャラ界に棒手棒足旋風が吹き荒れることになった、ていうかよく知らんのでアレだがいまでもわりとそんなかんじかもわからん。で、逆転裁判 2 は 2002 年の作品なので、だいぶ「おジャ魔女どれみ」の影響を見出せるかなーという気がするかんじ。そういやぷに系のいまはどうなんじゃろな。おジャ魔女の直系でいうとプリキュアなんだけど、あれはな…。