鹿児島へ行った 2 - matakimika@hatenadiary.jp

引き続いて（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20110710#p1）、鹿児島二日目。指宿温泉に行ってみることにした。砂蒸し風呂を体験するのだ。

ちなみに九州南端の県である鹿児島は、だいたい薩摩と大隅という二つの半島によって成り立っていて、九州一周コンプ済のオタであるところのおれとして当然次に意識するのは「九州の東西南北最突端を制する」であるから、鹿児島県本土の最南端の地も踏んでおきたいという意識がなくはない。けど今回行く予定の指宿温泉は薩摩半島側にあって、九州最南端は大隅半島側にあるんだよね。最南端は次回のチャンスまで取っておこう。寄る年波はオタにも待つことを教える。

ついでに鹿児島県最南端でいうと、九州を遠く離れた与論島というところで、これはもうほとんど沖縄本島に近い。沖縄も、県庁スタンプのことがあるので、行きたいところだが…。

いずれは屋久島とか行ってみるのもたのしそうだ。あとロケット打ち上げ見物に種子島なー。でもロケット打ち上げって延期前提で予定組まないといけない関係で（ロケットというものは、だいたい予定通りには打ち上がらないものなのだ）、なかなか見れるもんじゃないし。むう。

鹿児島湾ごしに桜島など見ながらひたすら南下。桜島を過ぎるまでは内海、過ぎたら外海になり、波が若干荒くなる。あと桜島てずっと島だと勘違いしてたんだけど、大隅半島側で地続きなんすな（九州音痴）。いずれ九州最南端を目指す TEST DRIVE をやる機会があれば、近くまで行ってみよう。

で、指宿着。砂蒸し！砂蒸し風呂！

砂浜に温泉が湧いており、その地熱を利用した砂蒸し風呂。貸し出しの浴衣＆サンダルで砂浜にテクテク降りて、バラックみたいなところで砂に埋まることができる。従業員のおばちゃんの腰の入ったシャベル遣いというか、人体を砂に埋める手際のよさに KILL BILL など連想した。

一回の目安は 15 分程度とのこと。いい気分になったところで切り上げ、建物に戻るとシャワー浴びて砂を落とし、風呂に入ってスッキリサッパリ。いやー中年のへんな身体によく効く癒し。生き埋めレジャーワンチャンあるねー。

風呂にも入ったし、かえるー。行きは海岸沿いの国道をダラダラ来たので、帰りは指宿スカイライン（http://www.kagoshimaken-dourokousha.or.jp/）という山間の自動車道を通った。これがまた景観も舗装状態もどうにもこうにもいい道でやね。平日なこともあってかほとんど貸切状態で、全区間走り終わるまでに通りすがった車 4 台くらいだった。あとは休憩所でバイクが 1 台。BGM は鳴き続けるひぐらしの声。なんか車ゲーのテストコースみたいなかんじ。