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生きることに貧相

おれは相当わがままな人間なのだけど、そういうおれが社会(を代表するようなひとや組織)と対立する場面というのは、人生の中でほとんどなかったといってよい。のは、多分おれが社会の枠組みの外側にあるようなものを欲望していないからだと判断できる。やりたいことを全然我慢しないのだけど、その「やりたいこと」が「ふつうのこと」の枠内に収まっているために、あんま「へんなひと」カテゴリに押しやられることがなかったということだね。それが平凡ということなのだが、平凡にもいろいろあって、おれはどちらかといえばその貧乏側、つまり「ふつに貧乏」界隈の人間で、貧乏というのは一般的に嘆くことで表明する立場なんだけど、おれの貧乏嘆き回数の少なさは、「わがままなんだけど欲望が乏しいので貧乏でもそれほど困ってない」という判断を強化するよな。甲斐性がないといえば手っ取り早い。金がないとできないことを、あんまやりたいと思ったことがない。近年でいうと「金があれば鉄騎ルームが持てる」てのはうらやましかったかな。そんなもん?

実際のところは、やりたいこと以外のどうでもいい部分に回すリソースが極端に少ないので、とりあえず健康なうちは、乏しい趣味にだけ重点的に注力しつつ、それなりに満足しつつほどほどに暮らしていられるという話になる。趣味にリソースを投入できなくなったときには、それ以外の分野にも支障が出ているということなので、たぶん貧乏を嘆く声を上げられるような体力は残っていない。