最近のアニメ - 主にギャルアニメ関連
- ストライクウィッチーズ
- 正式名は「アニメスピリッツ ストライクウィッチーズ」なのだろうか。KONAMI 社提供ということもあり、アニメスピリッツのうち「スピリッツ」部分に異常に反応してしまう。
- OP を歌っているのが石田よう子氏であると知り、おーピッと凛々しくセーラームーン ED のひとじゃないかとちょっと作品イメージが向上した。おっさん向けアニメか。
- 全般的にスカイガールズより見ようという気になるな。作画はいまのところまんべんなく良い。キャラが多いから紹介エピソード消化してるうちに終わってしまいそうでもあるが、それが逆にめんどい芝居とかなさそうというダラけた安心感とかにつながっているかんじもする。特にエッジを追求しようとしているかんじでもなさげなので七割方のアニメ体力で余走できるタイトルでもある。深夜アニメ全般に徐々に増幅されてきているかんじのあるエッチ描写の追及面ではかなりがんばっている。ともかく、「意外なことが起きなさそうなアニメ」のひとつ。
- 恋姫無双
- グインサーガがアニメ化するという話を聞いて軽くのけぞったりしたけど、べつにおれグインサーガ好きじゃないので半身でスルー成功。
- ひだまりスケッチ× 365
- 性的存在である地味系女子集団のキャッキャウフフライフを描く因業は深いわなー。という意味では優れて正しく「さよなら絶望先生」とも同じ流れの仕事をしているというかんじなんだろうか。絶望先生の場合はそれが「メンヘル」だったけど、ひだスケの場合はー、「美術系」と「地味」の中間の曖昧なところなのかな。前シリーズ(無印)のときには、べつにそんなでもなかったような気がするんだけどなー。
- そこで行われているのはある種のフェティシズムっぽく見えるもののようでいて違う。というのは、絶望先生の場合でいうと、あれを見た中学オタ男子が軽いメンヘル萌え状態に陥るのはむずかしくないとして、しかしその「軽い」萌え状態が、実際のメンヘルとの交際、つまり実践に発展するかといえば多分そうならないだろうと思うからだ。作品は「属性の持つおもしろさの増幅」と「キャラクタ自身のかわいさ(性)の増幅」の二つの役割を果たしているが、それどっちもイメージだからな。実態との溝はむしろ深い。
- 「イメージに実体があるかのような状態」にこそ魅力を感じてしまえば、そのモチベーションは多分「実体からイメージを観察する行為」には接続されないだろう。…という意味で、冒頭の「因業は深いわなー」に戻る。