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モバゲー雑感

旅行 | 080103

ざっと触った印象。

  • モバゲーは速い。ただし、速さについていくためには自分側に速度感が必要。これはおっさんに厳しいサービスだ。要点を押さえきれないので現状の巡回効率は悪い。どうにも無駄と思える操作が多い。慣れてくれば(自分なりの使い方が定着してくれば)低コストに関われるのかもだが、現状だと敷居高いなあとしかいえない。
  • ほっといてもガンガン足跡ついてよくわからん毛繕いコミュニケーションに巻き込まれるのかというと、そうではない。積極的に関与していかないかぎり速度感は上がらず、むしろ停滞する。たぶん死んでるアカウントの数は mixi なみに多い。いや web サービスの大概はそういうものかもしれない。問題は、生きてて活発な界隈の熱量がどの範囲・時系まで有効なのか、というあたりか。話題やクラスタのリンク、半同期型コミュニケーションなど、トレンド材を頼りに考えていけばモバゲーの特色も見えてくるかもしれない…が、まだ集めた情報が少なすぎる。
  • 全体的にアバターのグラフィックが小さくてつまらん。ちまちましてて見づらい。たぶんこれおれが使ってる携帯電話の解像度が、サービスの標準になってる解像度より高いのでしょぼく見えてしまってるという問題だろう。カスタマイズで「グラフィックは倍角表示」とか設定できればいいのに。拡大したほうがドットワークの細かいところまで見れて楽しい。
  • モバゲーはいろんなサービスを統合したポータルサイトだ、が、携帯ネットを前提としている、というあたりが PC ネットユーザとしてのおれにとって敷居の高さになっている。モニタのこちら側と向こう側のあいだをつなぐインターフェースとして携帯電話は操作環境貧弱なのに、サービスとしては PC サイトなみにいろいろやれちゃうってのがきつい。できること絞ったほうが諦めもつくというか、そのへんで MovaTwitter は良かったのだよな。そういった潔さがない。ポータルだから、あたりまえなんだけど。
  • まだ不慣れかつどう運用したものか定まっていないという問題もあるためだと思うが、モバゲーの自分のアカウントのトップページは「この 1 ページだけチェックしとけば OK」というふうに完結していないため、更新チェックに手間がかかる。MovaTwitter は当然として、mixi のモバイル版も、更新チェックは 1 ページで完結しているので、そこいらへんでモバゲーはサービスとして洗練されてないなーと感じてしまう。が、よく考えてみるとこれモバイル版のはてなとかでもそうだ。はてなは PC でみれば特に不便のないサービスだから、たぶんモバゲーも「携帯電話で見ているから不便なんだろう」と感じられる。環境に対して見なきゃいけない情報の種類や量が多くて、1 ページで収めるのが適切でないという話なのだな。しかしまあ、もともと PC 版のサービスを基本として成立している各種ポータルと違って、モバゲーは純携帯向けのポータルなのだから、それならそれで携帯で見るためだけに(PC 版サービス的な思想とはまったく別の)最適化された情報の見せ方・体系の作り方ってものがあるんじゃないのかなーと思わなくもない。どうにも「古い世界観で拡張工事を続けてここまで大きくなりました」感が高すぎる。
  • ケータイ小説関連。小説のほかに音楽とかも公開できるようだ。クリエイターランクというのがあって、クリエイターとして登録して作品を公開すると、よくわからんが閲覧数やファン数やレビュー数などを基準にしてポイントが付与されて、そのランキングが出る(順位更新は一日一回)。小説のランキング参加者は全国 180,000 人くらい。都内で 15,000 人くらい。全国のほうは母数おおすぎなので見てないが、適当に書いたケータイ小説(2p 完結)を公開して閲覧者 10 人弱で、3pt 獲得の都内 1,300 位くらいになる。時間経過で下がって、2pt で 16,00 位くらい。ゼロになると 3,500 位くらい。ポイントはほっとくと下がるので継続重要と。それにしても裾野の広い富士山型ピラミッドだ。一度公開して閲覧者 0 人とか 1 人とかの小説もいっぱいあるんじゃないだろうか。てっぺんのほうは、たぶん指数関数的に高いんだろうと推測しておく。私のクリエイターランクは 53 万ですみたいなひとがきっと居る。
  • どうでもいいがおれのケータイ小説Twitter 経由で来たかんじのひと以外全然読まれてない。レビューゼロ。ファン一人(←たぶん同情票として)。ひどいです!もっと感動したとか泣いたとかリアルだとかいえ。素通り禁止!レビューは三行以上です!

とりあえず次回はつづきものでちゃんとストーリーがあるまともなケータイ小説とか作ってみようかな。往年ジャンプの三題噺が「努力」「友情」「勝利」のバトルものだとすればケータイ小説の三題は「渋谷」「ホスト」「エイズ」の悲恋ものだというので、なんかそのへんで。