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トンちゃんバッチ型の営業道

よく「バラエティ番組」というけど、じゃあそのバラエティ番組てのはどういう番組のことなのかしばらく考えたがよくわからず、あのーニュースとか肴に評論家のひとが適当なコメントつけるやつはワイドショーだっけなー、バラエティて多様性だから、芸人のひとが出てきてコマ切れに時間をつぶす番組のことかなーとか思ったが、そこはさすがはてなダイアリ偉大だなちゃんとキーワード化されていたよ。

元来は舞台演芸のバラエティ・ショー?をテレビに移植したもの。

バラエティ・ショーは歌・踊り・曲芸・寸劇など種々の演芸をとりまぜて演じるショーを意味した。テレビ黎明期はまさにこの形式を受け継ぐ番組が作られていた。

昭和 50 年代までは、ドリフや欽ちゃんの番組に見られるように、コントを中心にしながら合間にゲストの歌を入れるような番組作り、或いは歌謡番組で、曲の合間に寸劇やコミカルなやり取りを入れるような構成が見られたが、平成以降は昔ながらの番組は影を潜めた。

現在ではお笑い番組、音楽番組 *1、クイズ番組 *2 等を包括してバラエティー番組と呼ぶ。

1:独自のジャンルとして区分することもあるが、現代の音楽番組は歌の合間にフリークを挟む構成がほとんどで、音楽バラエティー番組と言うべき

2:独自のジャンルとして区分することもあるが、純粋なクイズ番組は衰退し、芸能人が回答者となり回答者のボケと司会者のつっこみで盛り上げる実態はバラエティー番組のクイズ番組と、1時間の間に設問が数個しかなく、その間延々とVTRを流す実質生活情報番組と言えるクイズ番組が主流。

バラエティ番組はおもしろいものではないわけなんだけど、でもこれたぶん考え方が逆なんだよな、「おもしろかろうがつまらなかろうが TV はとりあえず見る」というような層のひとたちの場合でいうと、番組のつまらなさは大した問題じゃないんだろうというか、「おもしろくなかったら TV を切る」ではなく「見たくない番組になったらチャンネルを変える」なわけで、つまりこの「見たくないもの」を排除してくという過程において洗練されていったのがバラエティ番組ということだろう。おもしろさは二の次だろう。おもしろさ優先路線は有料多チャンネル方面でやっていればよいだけのこと。

そんなわけでわりと最近はがんばってバラエティ番組を見ており、芸人のひとにもいろんなタイプがあるんだなと漠然とわかってきて、そうなってくると、なんとなく「☆漫画・イズ・アン・ニナフ☆」(http://www.h5.dion.ne.jp/~boot88/)のトンちゃんバッチの(とおれが勝手に呼んでいる)シリーズのことなどを連想してしまうのだった。トンちゃんバッチ型と認識できる芸人のひとたちにも地層の差とかあって、あーどうなるんだろうなー堅そうではあるけどこれはこれで厳しい道なのだろうなとかなんとか。芸で身を立てるのにラクな道などないか。