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追いつめられた青春の爆発

井の頭恩寵公園 | 060504

ひさしぶりに高橋敏幸「追いつめられた青春の爆発」を聴く。いつの時代にも青春は追いつめられ爆発している。最近の青春は追いつめられそうになったらスルリとスウェーしたり、でなかったら適当な段階で青春自体が投棄されたりして、あまり爆発しないのかな、だとしたらつまんないなとか思っていたが、どっこい案外二十一世紀になっても青春というものは追い詰められて爆発するものなのだということを証明する良い事件がこのところ 2,3 件立て続いたかんじなので、未来はまだまだ明るいなと無責任に思ったりした。その無責任という部分が青春的に多少引っかかるが、そこはまあ、他人の青春に責任感じるとかそういうのは逆に気持ち悪いのだし。

いちばんボロそうなノート PC のスピーカで最大音量にすると(それでも大した音量にはならないが)、ただでさえ悪い音質がさらにガンガンに割れまくってひじょうに良い。いい曲だ。いい歌だ。いいリードギターだ。そしてこのひと歌うまいんだよな。歌というより話芸の領域に近いのかもしれないけども、嘘をついてるかんじがしない。これはとてもむずかしいことだと思う。いいところだけ切り取って仕上げているかんじもしない。いいところもダメなところも勢いあるところも半端なところもつまんないところも全部含めて表現されているような気がする。そういう気にさせるのがまた技術なんだろうなと思う。いや技術ではないかもしれない。こういうのは才能と表現しても文句言われなさそうな気がする。けどわからん。このひとの曲これ以外まともに聴いたことないし。