matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

RIDGE RACER 6

XBOX 360 はウェルカムトゥザネクストレヴェル感の高いハードとして期待を持って買って、期待以上の満足感を享受しているわけなのだが、リッジ 6 についてはネクストレヴェルがどうのといった感慨によって買っているわけではないというか、むしろ新時代突入記念の墓参り的なニュアンスで買っているというあたりのちぐはぐ感が、いまひとつ歯切れのよくない2005 年 12 月の日常をおれに課しているわけなのだろうかな。

シングルプレイをチビチビと進めている。なぜチビチビ進めているかというと、ブースト制度によって一層コースバリエーションの印象が薄まっているレース体験の中で印象的なストレスを提供するようなコーナーがあまりなく(優秀なドリフト制度がコーナーの印象を薄める)、つまりまんべんなく気持ちよく曲がれるというか、なんかダラーっと走れちゃうので、あまり長く遊んでても仕方ないのだ。気持ちいいんだけど味わいが多彩じゃないので、ズルズルと長い時間遊んでも、ただでさえ平坦な印象がさらに引き伸ばされることになるのでそういうのはべつにという。でもそれが不満だとかおもしろくないとかそういうことではまったくない。だってリッジておれにとってたぶんそういうものだから。それ以外のものだと期待して買ったわけじゃない。まさしくリッジの手触りだった。ああリッジ。うむリッジ。とか書いてるとまた語弊あっちゃうなあ。べつにつまらなくないです。現代には全幅の信頼を預けられる PGR3 があり、リッジに過剰の期待とかを寄せる必要がまったくないので、リッジシリーズは過去よりもフラットに評価される土壌になっていると思う。

おれの場合 PSPRIDGE RACERS」について、性能の上がりすぎた家庭用機の表現力に対して表現力の低い時代に完成されたリッジのゲームルールは苦しく、その点でいい具合に性能が前世代家庭用機に追いついてきた携帯機へ土俵を移すのはある意味正しい選択よなとかいう印象を持っていて(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20041108#p2)、その RIDGE RACERS を継承している印象のリッジ 6 であれば、まあそれはそういうものとして捉えるほかないというか。