ハイデフ脳

先日 Live から「Need for Speed Most Wanted」の体験版をダウンロードして「あーやっぱ RR6 より NFS:MW 買ってたほうがしあわせだったかなあ、でもまあ RR6 は 60fps 固定だし、世間の流れからいっても家庭用機で 60fps な世界とは当分おさらばせねばならんのだろうから、最後にその空気吸っとくのは悪くなかったわけだしなあ、というか話戻って NFS は負荷のかかるシーンでは結構フレームレートがガタるのでちょっとなあ、でも NFS は D4 に見合うよう描画をがんばってるかんじがして納得のできるド画面ではあるしなあ（リッジもがんばってると思うけど D4 で見る画面としては物足りなく感じる。まあ多少物足りなかろうが 60fps 固定至上という思想は伝統的な邦ゲーの正解のひとつと思うのでそれもまた悪くないけど）、むずかしいところだなあ」とか思いつつひととおり遊んだのだが、どうもネットの情報によれば「本体設定で解像度落とせばフレームレート上がるぞ」（http://gmk.9bit.org/note/20051213-homura3980.htm）とのことだったので、じゃあおれもその低解像度で高フレームレートという NFS 時空を体感してみるかと再起動。

おれのモニタの場合 D2/D3/D4 の三択で、なにも考えず D4（720p）を選んでるところを D2（480p）に設定しなおして起動してみた、ら、なるほど動きは滑らかになった。あと D4 だと起動時に表示される「EA HD」のロゴが D2 だと表示されない。違いはそれくらいか。けどおれ多少コマ落ち激しくてもやっぱ D4 のがいいやと思った。480p と 720p じゃ明らかに違うしな。これがいはゆるハイデフ脳。いちど高解像度環境を体感すると、それ以下の環境に戻りたくなくなるという現代病のひとつ。PC で 1600x1200 の作業環境に慣れたあと 1024x768 に戻すとなにもする気が起きなくなってしまったみたいなアレとおなじ。まあ機械の使用目的とか作業時のペルソナ自体違うなら、さほどには気にならないものだけど。デスクトップが 1600x1200 でノートが 1024x768 とか、自宅が 2048x1536 で会社が 1280x960 とか。1280x720 な XBOX 360 遊んだあと NDS の 256x192 の画面見てもべつにそれはそういうもんだしみたいな。あと PC の場合でも、どんなに高解像度でもリフレッシュレートが 60Hz しか出ないなら耐えられないとかそういう絡みもあって「どんな場合でも高解像度のがいい」というわけではない。とかなんとかそういったことを諸々総合して、D2 はもういい。それは初代 XBOX の時代からそうだったし。D4 へいらっしゃい。おいでよハイデフの森。D5（1080p）は、まだもうちょっといいです。値段安くなってから。