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腹話術師とリップシンク

旅行写真 | 060102

腹話術師のひとが TV で腹話術を披露していて、ああすごいなさすがプロだなと感心していたが、それはそれとしてどこかおかしい。違和感がある。なぜだ。ああそうか。腹話術人形ってリップシンクしてないんだ。たとえば「〜なのじゃ」とか人形が言うときに、最後の「じゃ」で口閉じてる。口を閉じると「ん」になるので「じゃ」の発声をしてるように見えない。「じゃ」は「あ」だから、最後のところで口が開いてないとおかしいと感じているわけだ。でも腹話術人形の口は上下方向にパカパカ開閉するだけだし。あれはあれでいいんだ。腹話術人形がリップシンクしないことは欠点ではない。リアル感とおもちゃ感の線引きの問題に過ぎない。線が引かれていることによって芸として成立しているわけだし。ドラクエの台詞についてる SE は人間の抑揚とまったくリンクしてないけど我々にはあれはああした芸と認識して楽しむ能力があるというか。キャラ別にトーンの違いのあるシャイニングフォース喋りはより進歩しているなと思いつつも、どこか基本形から余計な枝葉を伸ばしちゃってるような気がしてしまったというか。まあリップシンクする腹話術師のひとも居るかもしれないけど。ところで腹話術の本場てどこなんだ。リップシンクを考える場合母音の口の形をおさえるのが基本だと思うけど、何語の母音の形になればいいのか。あんま気にする必要ないところかそれは。