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DEATH NOTE 1〜6 巻

「第一部完」となったと聞いてからしばらく経ったので、そろそろ単行本ベースでも終わってる頃合だろうと六巻まで借りて読んだが、六巻の時点では終わっていなかったのだった。魔城ガッデム。そこだけ残念だったがまあそれはおれ側の失敗だし、漫画はおもしろかった。少年漫画界に背後霊付き主人公作品の伝統は死なずだな。

静的なコマ運びでドラマを追ってくかんじは最も近いところでは HUNTER × HUNTER とかなのだろうけども、それでもやはり脳内自動変換では能條純一氏の絵柄が優先されちゃうなあ。そしたら主任のキャラがやたら立つ。甲斐正三みたいなかんじで。Lゥー、おまえの頭脳をワシにくれやぁ〜総監(オヤジ)にくれやぁ〜ッみたいな。オヤジて。頭脳の頭数は足りてるし。でミサが妙にかわいくなくてな。そのかわり肉感は増えると。あとたぶんライトと L の直接対決のシーンは減る。互いに一人でシミュレーションするシーンが増える。ロジカルな部分が減ってハッタリが前面に出てくる。「氷室君 知っているか 死神は――りんごしか食べない」みたいなのがすごい重要だったりする。まあそのあたりは時代と対象読者層のちがいか。

前回(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20040703#p1)は借りて読みたい漫画と思ったが、完結セットであれば買って読んでもいいかもしれない。とはいえ買ってしまえば読まない漫画になってしまう確率も低くない。判断のむずかしいところだ。こういうのは連載をリアルタイムで追いかけつつコミュニティで話題を共有するのが一番おもしろいんだろうけど、週刊連載漫画についておれがもはやその様式の楽しみ方をすることはないと決めている。