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合わせ鏡の悪魔と餃定大盛り

合わせ鏡

合わせ鏡といえば魂が吸い込まれたり悪魔が出てきたり、なにかと出入りの多いオカルト題材という印象で、あまり縁起のよくなさそうなかんじがするんだけど、池袋を中心に展開する低コスト系中華料理チェーン店「福しん」の池袋西口バス通り店(http://www.fukushin.info/shopinfo/basutouri.html)の場合、そういった迷信には惑わされない内装にチャレンジしていておもしろい。細長い店内に向かい合わせのカウンターを置いて、両側の壁を鏡張りにしているので、席に座ると無限に続くカウンターに無限に座り続けるおれ、または無限に座っている隣のひと、または無限に中華丼を運ぶ店員のひと、みたいなビジュアルであって、なにか深淵を覗いたような気分になる。これ明るい開店中ならいいけど、閉店前とかで薄暗いと怖いだろうなあ。

合わせ鏡の仕組み自体はわりとたくさんの飲食店で取り入れられていて、ようするに狭い店内でも壁に鏡を配置しておけば焦点距離を長く取れるので開放感が演出できるからとかそんな理由なのだろうけど、しかし大抵の店では客の目の高さのあたりにだけ帯状のちょっとした鏡ラインを配置するのに留め、角度的に合わせ鏡ができる状況をあまり作らないようにしてるところ、福しんのはモロにでかい鏡がガンガン貼ってあって男気があるなあと思った。

ごはん大盛りの餃子定食を食いながら、これだけの回数レイトレやっても全然処理落ちしない現実のパワーはすごいなと思った(←ガキの頃、電車とかバス乗ってるときこの流れる背景は何重スクロールで処理できるだろうかとか考えてたやつ)。まあそうではなくて、現実にのっかっているおれからは、たとえ現実に処理落ちやコマ落ちが発生したとしても、原理的にそれを感覚する手段がないという話かもしれない。

関連して「合わせ鏡」で適当に検索してみたが、やはり合わせ鏡は悪魔と相性いいみたいだ。

マメ知識。

mirror という語は「〜に驚嘆する」というラテン語に由来しており、mirage(幻影)あるいは miracle(奇跡)に通じている。一方、反射鏡を意味する speculum という語は「思索する」という意味の speculate と同根である。

検索しててみつけたおもしろそうな質問。

それに対する回答(イメージ付)。

もう一件質問。