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アメリカMOS伝説

在米邦人の間でささやかれているという噂の噂。ローカルネタかといえばそういうわけでもなくて、おれに教えてくれたひとの話では、東海岸在住のひとからも同様の噂を聞いたとか。ああ伝聞の伝聞というこの書き方のややこしさが伝説の本質を表現している気がしてきた。

肯定するのは困難だけども否定するのはより困難な、かといってうそでもほんとでも誰も困らない程度のことなのでべつに追求したりするようなひとも居らず、疑問符がくっついたまま噂として流通にのっかっていくという、こういった伝説は無害でたのしい。

それでも野暮を承知でネットで検索、確かにモスバーガーアメリカに出店していた。1店舗のみというのも正しい。けどもそれはハワイ店のことで(http://www.mos.co.jp/company_e/outline.html)、ロサンゼルスではない。モスバーガーは、ほかには台湾・シンガポールにそれぞれ出店しているみたいだ。

会社沿革から関係しそうな事柄を拾っても、

1989年 6月 米国デラウエアー州に子会社、MOS FOODS HOLDING, INC.〔モスフード・ホールディング社〕設立

これくらいだ。

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ところでその「デラウエアー州」て、たまに聞くけどあんま知らないというか、どんなとこなの?というかむしろアメリカのどこにあるの?と思ったのでさっさと伝説探求から脱線して検索。

もうちょっと調べてみると、

大した産業もなく、アメリカで2番目に小さなこの州は、会社誘致を目的として、古くから会社法の整備に心がけてきました。その簡便さ故、州内では営業をしない会社もデラウエア−会社法によって設立されることが非常に多くなりました。設立費用は、基本的に授権発行株数によって計算されます。例えば、1,500株であれば、一株当り10セントですので、僅か$15.00です。その他、雑費込みで$100以内で会社が設立可能なのです。(設立代行手数料は別です)

アメリカでお金かけずに会社設立できる州とのこと。タンカーとかのパナマリベリア船籍のアメリカ会社版みたいなかんじのところなのか。

便宜置籍(船)(FOC)
 Flag of Convenience (Vessel)。船の所有権や管理者が、掲げている旗の国とは別の国にある場合その船はFOCと呼ばれる。登録税、固定資産税などの軽減や、賃金の安い外国人船員を雇用して運航コストを下げることを目的に、先進国の船主が保有する船舶をパナマリベリアキプロスなどの諸国に便宜的に置籍した船舶をいう。船員費の高い米国がはじめたが、今や世界的に用いられている。

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おまけ。↑の解説を探してる途中でみつけたページ。

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モスに立ち戻ってもう一回脱線。

2002年 10月 株式会社なか卯の株式譲渡により、ニチメン株式会社に株式会社なか卯の経営権を移譲

なか卯社は、02年10月以降モスフードサービス社とは関係ございませんってことでよかったらしい。