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最近の自アン

自アンおよび自アン民としての帰属意識問題について所感をまとめたい気分はありつつ、暑いのでやる気が起きん。自アン+巡回メモ。

  • 「もし自アン民が集まってアーケード用の格ゲーを完成させたら」箱「全員投げキャラ」項「どんな作業もすぐに投げ出す」票、笑った。
  • 何かの箱のバス釣り関連項の票がやたら伸びてて、自アン民バサーってまだ居るんだなーと思った。内容はどうでもいい。そこが見所であったことは一度もない。数世代前のドクトリンで進行している優越感ゲームだ。ワールドタンクミュージアムを見ているような気分。
  • 「男は狼なのーよー」票の二分後に「ウォーでガンス」のレス。いまの自アン+の人口密度ならかなり最速に近い応答だろう。自アン自アンらしいとき、安心とオモシロイ感が同時に訪れるなー。
  • マクドナルド関連で「マクドナ」という略称に誰もつっこんでなくておもしろかったのに、八票目が指摘して台無し。とはいえ、台無しもまたよしか。緊張感の成立と崩し、先鋭化と経年劣化。老いて衰えていくのと、若いのの流入による不統一。やがてスクリプトと見分けがつかなくなっていき、そうなってはじめてオモシロイ感が出てくる。規格品のカレー味、それが自アンといったところか。
  • 「何故オタのエロ妄想は必ず女の方から誘ってきますか?」箱の一位が「悪いかよ」項で、こういうダメなマジレス感はいいな。ひさびさに心が洗われた気分だ。ダメなやつは、ダメなときほど変化球を投げようとして見苦しくなるからな。そっちに逃げずダメなりの直球を返す態度は、自アン民らしい。

最近の読書 - 北方水滸伝再読

18 巻まで読み終わって最終決戦突入。最終巻は読み始めたらもう一息に読むしかないので、一旦小休止。

楊令は水滸伝に間に合ったのか間に合わなかったのか、みたいなことを考える。おっさん視点でいうと間に合っているのだが、若者視点では間に合わなかったのかもしれない。こういう感覚をオタに当てはめるのはどうかと思わんでもないんだけど、あれだよ「1,2 世代上のひとたちが築き上げたムーヴメントの、ちょうど終わりのあたりに立ち会う」という出来事を、オタやってるとだいたい経験する。結構切ない。ギリギリ間に合ってんだけどこの後が続かない感。「あれ、このジャンルっていつまで経ってもおれの年代が「若手」のままなんだけど…、てことはおれらがこのジャンル最後の世代ってことなのか…」みたいなのとか。あるいは「せっかく好きになったのに、好きになったものは次々滅んでいってしまうよ」感とか。楊令の場合はただのオタクと違って、水滸エリート教育を受けた梁山戦士としてデビューするけど、円熟するところまで梁山泊は付き合ってくれないわけよね。世の中だいたいはそうで、親は子より先に死ぬし、一緒に老いてくれるのは同年代、自分たちより後まで生きるから若い世代は大事、みたいな話とつながっていく。時代はその時生きてるひとのためのものだけど、それが終わってゆくとき次の世代が間に合ってしまうという過渡期が生じる、けどそれは珍しいもんじゃなくて常に起き続けていることというか。それでも、楊令のような人間には為さねばならんことが、あるのかないのかっていうのは本人だけが決めることー、みたいな。

ともあれ、それは楊令伝の話だから、いまは水滸伝の終わり方を見届けよう。童貫かっこいい。童貫のかっこよさは漫画的ラノベ的ですらあると思うんだけど、同時に、あまりにかっこよるぎるがゆえに漫画やラノベには多分ない表現だろうとも思う。辛うじて、V ガンダムとかになら出てきてもおかしくなさそうってかんじか。

携帯電話にソフトバンク社からの iPhone 3G に関するおしらせメールが

  • iPhone 3G 専用メールアドレス(xxx@i.softbank.jp)とのメール送受信は、通信料が必要になるよ。
  • SMS 送受信は無料だよ。

というおしらせメールが、ホワイトプラン / ゴールドプラン利用者宛に一斉配信されたっぽい。へー。でも電話機の利用料金なんてどうせ小出しにして教えてもらったって理解できんので(それにメール送受信料金とか気にしてないので)、まあユーザ不利益情報は細かくお知らせしていきますという告知姿勢はありがたいと思いつつも、おれはこのメール受け取らなくてもいいなあと思ったのだが、それ以前の問題として、メール本文にいきなり出てくる「iPhone 3G」て名前を、このメール受け取るひとが理解できるという前提で送信されてる印象を受けて違和感があった。「iPhone って何?」みたいなユーザも居るわけじゃん多分。「今度発売予定となっている新機種の〜」とか頭に一文つければ意味も通りやすくなるかと思うんだけど。添付されてる URL に飛んでも料金プランの話だけだしな。あ、じゃあ携帯電話から見れる「ソフトバンク社ユーザ向けの iPhone 3G 詳細ページ」みたいなのを作って、そこへのリンクをもういっこ追加しとけばいいわけか。それとも「意味わからんやつはどのみちメールなんざ読まんので気にしない」という web 2.0 的態度というやつなんだろうか。

ともあれ、なんかテンパったインターネッターとかでたまに居る「広い観測範囲で多くの情報を追っかけすぎた結果、公開(web や掲示板など)と非公開(SNS やメッセンジャなど)の情報が自分の中でごたまぜのスープになっちゃって、誰ならどの範囲までの情報を把握してるのかみたいな他者認識がオーバーフローして、事情よく知らんひとにまで前説ナシで込み入った話の枝葉の部分だけを相談(というか懺悔?)しはじめる」みたいなかんじのひとを連想したりした。いまどきの会社だと意思決定のスピードが大事だってのはあるけど、個人と法人が同じモーションで運動するのには物理的な無茶があり、その無茶を呑まねばならん中間組織体の抱えるストレスはまさしく SF 的であり、大変なんだろうなあみたいな。