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最近の映画

アニメもいいけど実写もね!と思ったので実写映画関連。

  • ひさびさに STARWARS Episode III みてるけどこの情報量と豪華絢爛ぷりはほんとすごいな。まだあと 10 年は余裕でトップに居そう。「なぜ(40 型くらいの)大画面フル HD モニタを買わないんだ?臆病者だからか?」とか暗黒卿の声が聞こえてきそう。
  • しかし同時に、あらゆるカットに CG がかぶさりまくっているというその技法への「なーんかへんなかんじ」は、付きまとっているような気分が抜けない。EX MACHINA みたときの「カットシーンが延々続いてるかんじ」とかよりは、だいぶ上等な感覚なのだけど。関係ないけど、ゼノギアスグランディアがちょうど逆のことやってんなーみたいな感覚を思い出したりした(人物ポリで背景絵か、背景ポリで人物絵か、みたいな)。ブルースクリーンの前で演技をすること自体の限界、あるいは慣れ、または「もはやそのような様式美が確立されつつある」、とまでいくと高く買いすぎか?
  • 図書館戦争絡みで(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080627#p2)、むしょうに SST を見たくなったんだけど DVD が見当たらん。ちなみにゲーオタにとって SST といえば真っ先に S.S.T. BAND のことなので、まぎらわしい。どうしても見当たらず口惜しいので死霊のはらわた III を見た。おもしろかった。そういやパトレイバーも III だったし、最近は III づいてるのかもしれんなおれが。
  • 文明が死に絶えても S マートさえあればどうにかなる。S マートナシですら立派にやれてるアッシュが、S マート付きで異界に飛んだら一体どんなことになってしまうのか。もしライミがビューティフルドリーマーの実写版を撮ったら、どんなふうになるか容易に想像できる。まあ、ちょっとひどいことになるね。あとエンディングは押井版とは全然違うものになる。とても興味深く、エキサイティングで、記憶に残る映画になることだろう。というわけでしばらくその妄想に浸ることにする。

あとはー、最近しばらく権力側視点の映画ばっか見てたので、また「太陽を盗んだ男」を見ようかな、という頃合。

タミえもん

  • ターミネーター」の T-800 は、スカイネットが送り込んだ過去改変(未来でスカイネットに抵抗している要人の縁故を暗殺する)を目的としたロボ。「ターミネーター 2」では、要人暗殺のためやってくるのは T-1000 で、T-800 は未来の人間側が要人暗殺阻止を目的として送り込んでくる。どうでもいい余談だが PS2 の開発機の名前は T-10000。
  • ドラえもんはどうかというと、未来の子孫が野比家の過去を改変すべく送り込んだロボで、未来において人類社会は崩壊しておらず、時間法を守るタイムパトロールという組織も存在することが確認されていることから、セワシが時間犯罪者であることは自明なのだが、(ドラえもんの存在がタイムパトロール関係者に発覚しても)なぜか処罰されていないという疑問がある。
  • これを解決するアイディアとして「22 世紀では生活保護とかライフネットとかなんとかで過去まで遡ってのケアも行われていて、野比家ほど悲惨なケースでは先祖の時点からの再チャレンジが特例措置として認められてる」みたいな解釈はアリかなーと思ってみた。ガジェット一発で枠組みを超越するのも SF だが、いまはガジェットを包括する枠組みを考えるのがおもしろい時代ってことになってるかんじだしなー。

最近のアニメ - 劇場映画ぼちぼち鑑賞

おれの中で中途半端カテゴリの劇場アニメなども見ている。

  • EX MACHINA
    • ポリゴン APPLESEED の第二弾。CG 映画としては基本的に悪くないと思っていて、でも自分で見る気はあんまりない…というシリーズ、か。最初のあたりは「なるほどー」とか「ちゃんとしてるなー」とか「意外とおもしろ…い?」とか「メジャーの方向見ながらがんばってる感(≒残念ながらメジャーな映像には到達していない感)」とか「とにかくわかりやすいなー」とか「延々続くカットシーン見てる気分が抜けないのは MGS4 とかと一緒かもなー」とか「そういうの割り引いても意外といいかも?」とかいろいろあったんだけど、最終的には「いやーやっぱりこれはないわー」ってかんじの感想に落ち着いてしまった。残念。
    • CG アニメ見てて「別にこういうのはゲームでやりたいからムービーで見せられてもなー」と思うことはわりとあるんだけど、それでいうと「ゲームだと仕様的に快適な操作系に落とし込めなさそうな複合的アクション」とかがあれば納得しやすい。
  • ラーゼフォン 多元変奏曲
    • TV 版は序盤を見たあと興味を失ってフェードアウト、神林長平氏によるノベライズは、神林ファンなので買って読んで「神林だなー」ってかんじだったけど、どうせ内容はかなり違うのだろうからアニメ版の理解を補助したりはしない、というわけでいまいちストーリーを把握してなかったんだけど、こういう話だったのか。だいたいわかった。あとなぜか一部、フルメタルパニックのキャラクタを「たぶんラーゼフォンのキャラクタなんだろう」と勘違いしていたことが今回わかった。そのキャラが出てこなかったので「あれ?」と思ってネットで検索してみて判明という。
    • 映像は、TV 版の総集編的な存在ってかんじか。短く収めるために設定など多少整理してあるんだろう。TV 版にしかない良さとかもあるのかもしれない…が、それがあったとしても知ろうとは思わないな。このてのをあまり好きではないことが、おれのアニメ離れの原因のひとつでもあった。とはいえ、改めてみたかんじ、そんなに嫌いなアニメでもないかなというかんじだった。時期も悪かったのかもしれないな。
    • そういうのと全然関係なく、自分の学生の頃の記憶とか、残ってはいるんだけどひとの名前とか顔の細かいところとかは全然覚えてないんだよなーと回顧モードに入ったりした。奏者でなくともひとは忘れる。
  • 天空のエスカフローネ
    • ふと「機神幻想ルーンマスカー」が読みたくなったので、代償行為としての意味もあって鑑賞。冒頭の飛行船ってブハラとか乗ってそうだよね。
    • ラーゼフォンと違って劇場版向けに完全に映像を作り直しているのでクオリティは非常に高いが(そして結城信輝氏の描き出すタッチがひたすらに濃いが)(それでいうとルーンマスカー分とヴェルバーサーガ分を両方楽しめてドラマガ読者的にはお得か?)、エスカフローネはシナリオが大変こっぱずかしい。やっぱさー、異世界の帝王が現実世界ヒロインの、はしか的な絶望感と共鳴しちゃったってのが不幸のはじまりよね。ティーンエイジギャルの絶望感なんざ彼氏できれば一発で吹っ飛んだりしちゃうんだしさー。そりゃ計算も狂うわ。こいつら映画のどの時点でセックスしたのかバレバレだもんよ。
    • 恋は盲目っていうか、一度そう見えちゃったものは三角形も四角形も同じっていうか、とにかく十代のみなしパワーはすげえ。小さなものが大きく、大きなものが小さく見えるというのはこれか。傍観してるおれには意味がわからないことが多いよ。これと比べればラーゼフォンが描いてる気分は、まだしも成熟してるよなーというか。
    • あと、エスカ劇場版の ED って、銀座ジュエリーマキの CM っぽい雰囲気あるよね。おもわずダンボール漁ってニコパチ引っ張り出してきたよ。

エスカとラーゼフォンの劇場版をそれぞれ見たので、おれが漠然と想定している「そのへん」は押さえた気分になっている。あと似たようなカテゴリは、アクエリオンアルジュナかなー。見ようという気力があんまり湧いてこないので、風待ち状態といったところ。