最近の漫画
「今日は特に追っかけていないけどなんとなく評判がよさそうなあたりの漫画の、最新刊だけを買ってみよう」というテーマでみつくろってきた二冊。
- 苺ましまろ 5 巻 / ばらスィー
- 理由
- アニメは全部見て、おもしろかった。漫画もそこそこ楽しめるのだろうという感覚はあった。けどまあ自分で単行本を私有しておくような漫画ではないかなというかんじ。
- 直前にネットで「コマ割りが素晴らしい」というような評判を見たので、どれほどのものかなと気になった。
- 感想
- 理由
- トニーたけざきのガンダム漫画 2 巻 / トニーたけざき
- 理由
- 感想
- これは良い!!!けど予想していたおもしろさとはちょっと違った。今回トニーたけざき氏の漫画力(ちから)はあまり前面に出ておらず、ひたすら実写ジオラマ漫画になっている(やってる内容は氏のいつものノリ)。そしてそのジオラマ漫画の出来が良い。なんかねーおれこういうの好きなんじゃよねージオラマに吹き出しついててコマで話が進むようなやつがフルカラーで読めたらいいなーと思っていた。毎回写真としても凝ってるし CG 合成もいいかんじだし話もアホみたいだし理想的。ていうかこの紙質とサイズじゃ勿体無いのでいずれ大判なやつも出してほしいな。
- それにしてもトニーたけざき氏の安彦良和氏タッチ再現能力はすさまじいな。THE ORIGIN で「実は何巻の何ページは安彦氏じゃなくてトニー氏の作画でしたー」とかいうネタがあっても誰も気づかないんじゃないか。
最近の読書
本日は北方水滸伝文庫版八巻の発売日であるから、本屋行って、買って、読んで、読み終わった。おもしろかった。そのまま二周目へ移行。作中の人物が「替天行道」を読むような温度ではないが、新刊が出たら二回読むという慣習が定着してきた。
八巻は祝家荘の戦い。山場だなこれは。模様もだいぶ複雑になってきた。開封と北京と南京の三角形の中に梁山泊と双頭山と二竜山という三角形があって、さらにその中に李家荘と扈家荘と祝家荘の三角形があるという。いろんなレベル・レイヤで青蓮寺と梁山泊が互いにバシシの応酬をしているかんじか。いよいよ禁軍が動き始めたし、今回の青蓮寺は本気で梁山泊を殺す気で仕掛けている。それらに手の内を見せたり隠したりしながら対抗してゆく梁山泊軍の戦術が熱い。対祝家荘戦は膠着してひともバタバタ死ぬ。王倫時代から梁山泊に居た面子はこれで全滅ではあるまいか。こんなに死んで大丈夫かと読んでて心配になるくらいの勢いなので、死による喪失感も大きい。そして膠着を突破したあとの展開の速さはさすがだ。ここいらあたりの呼吸は、北方氏の全共闘時代の実体験が生かされているのだろうかな。
そして林冲大ピンチ!という幕引き。次巻が楽しみすぎる。どうかなー死ぬんかな林冲は。これまでの感触だと林冲ほどのキャラクタでも死んでおかしくないノリで北方水滸伝は進行していると思うが、まだわからん。林冲には公孫勝との絡みもあるからな。ツンデレ公孫勝が林冲に借りを返すチャンスだ。でもそのかわり公孫勝が死ぬという可能性もあるな。あるいは公孫勝がんばるけど結局助けられないってのも十分あるな。どっちも死ぬはさすがになさそうだとは思うけど。まあわからん。新書版買ってくればすぐわかる話だがやめとこう。文庫版九巻発売の六月末まで待とう。いつもは毎月 20 日頃なので、ちょっと待ち遠しい。おれも M さん同様 20 日頃無意味に本屋をウロウロしそうだ。また一巻から最新刊までを読み直すスケジュールを入れて、間を持たせるのもいいかもしれない。
燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団 2
難度 NORMAL クリア。けっこういいかんじになってきた。けどまだ譜面とリズムが同期しているとは言い難い状況。たぶん例によっていちばん気持ちが良いのは HARD あたりというかんじかな。でも HARD は HARD でチアガールに上がると退屈に思えたりするのかな。まあいろいろあるわな。発売前のソフトの話じゃなく、現物が手元にあるのだから、先のことはあまり考えず粛々と進めよう。
ところで今作には、1 で大学入試していたやつが就職活動していたり、1 で結婚した夫婦の息子が主人公のステージがあったりと、あれから数年後の世界であるという了解があるんだけど、難度 EASY 担当の新入団員・田中一はあいかわらず新入団員なんだよな。なんか遠い目になった。八年組だ。こいつらガクラン八年組だ。応援団のほうはいいとして、チア(略)。
あと、2 は振動カートリッジ対応なのか。逆転裁判 4 のとき振動対応と書いてなかったので「あれー携帯電話版の逆転裁判は(当然だけど)振動対応だったのに、振動カートリッジ別売りとはいえ新作逆転裁判は振動非対応なのかー」とか思って微妙に残念だったので、応援団 2 の振動対応はちょっとうれしい。