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屑デス 2 - 23:57

すげー混んでる。失敗した。

屑デス 2 とはなにか(→http://www.st.rim.or.jp/~r17953/other/KUZU/KUZU.html)。明らかにおれと縁のなさそうなイベントだったが、開催二日前くらいに存在を知り、こういうところに行くのはどんなひとたちなのか興味が湧いたので物見遊山。文学フリマとかに行くのとスタンスは一緒。

屑デス 2

ゲーム系は反応いいようだ。ファミっ子が多い印象。

  • 「90 年代初頭前後数年はアニメ暗黒時代だったのであの年代に青春だったオタはゲームのほうに食いつくのが自然」との指摘。まあそうだ。それゆえにゲーオタを自称するような階層があの年代で集中しているという状況がある。
  • 「それ以前にゲーム系は DJ のひとがふつうに良かった」との感想

屑デス 2

  • 「ふつうのオタイベントだと、「ちょっと普段は見れない珍しい映像を出そう」というような趣向が多いけど、このイベントの場合みんなが見たことのある映像のほうがウケがよくてそこが興味深い。逆にどこで観客が笑うのか反応が読みづらい」

共有願望?

屑デス 2

屑デス 2 は、テキストサイトを中核とするイベントとのこと。おれがこの界隈について持っている知識は、

の三類は、外からみればだいたい似たようなものなのだが、内部では住み別れていてまったく違うらしいということくらいだ。この中でいうと、屑デスは「テキスト系テキストサイト」のイベントとのこと。そのあたり含めてなかなか興味深いのだが、生態をリサーチできるほど余裕のある環境ではなく、毒気を抜かれてしまった状態。事前に知り合い同士で集まった飯会で吹き上がりすぎたというのもある。

  • 「日記サイト」はテキストサイトとはまったく流れを別にしているのでこの区分に含めるのはおかしいとの指摘。

屑デス 2

テキストサイト系のイベントに来ても結局ブログ話しかしてない。まあおれは強いてカテゴライズすれば日記サイトのひとだから、テキストサイトノリというものに対する肉の理解ができなさそうだしなあ。その点日記系の現在延長形とみられるブログ系については多少わかっても、テキストサイトについてはわからんのかもしれない。

屑デス 2

  • 「いまの(メインストリームから見た)オタクブームを資本的に支えている層っていうのは、基本的にはこういうひとたちな気がする」
  • (失礼ながら)「秋葉原の街頭でスパロボのデモ前に集まってるオタのひとたち」と行動原理的な近似

屑デス 2 -

NDS はけっこう活躍しているかんじ。nintendogs も数人居る。入れ食いかと思ったが、同じひとと何度もすれ違ってしまったので、これ以上プレゼントもらうのも悪いなと思い離脱。pictchat はルーム 1 がアクティブ。活用されているが、16 人は超えないというかんじか。これだけ音量がある環境では「キター」程度であれ音に影響されない発散場があると有効。なるほどね。でもやっぱ基本は書き流しチャットというか、意思疎通というほどの交流ではない。それができるほどのツールではないしな。これよりもうちょっと使いこなせるツールが普及したらおもしろくなりそうだ。イベントの同時性と場の二重性とか。

屑デス 2 -

一時離脱。階下のカラオケ個室に移動。もちろんカラオケなどはやらない。始発までゆったり時間潰す用。会場も夜半まわってから(終電終わってるだろうに)ちょっと人減ったから、おそらく下の階に個室を確保したひとたちがけっこう居たのに違いない。

追い出されるまで休んで、元気があったらまた会場に戻って、なかったらそのまま帰りましょうということに決まる。途中はぐれた二人については「すでに帰った」「すでに家」と確認。

屑デス 2 -

整理。

  • パタリロ」「サムライトルーパー」の反応は鈍いのに「奇面組」「タッチ」あたりではウケがいいというのは世代で読みきれない流れかなと思った。縦の分断じゃない!三日月湖を含む蛇行だ!
  • むかしなのにウケがいい部類の音楽は、「あとから学習してきた若いひと」の混じり具合もありそう。
  • 掛け声・イントロでうおー・諸手挙げ系の反応は、だいたい同じひとたちだった。秋葉とかであるようなイベントとかにも行ってそうなかんじ。でも比較的新しめのゲーム系への反応はいまいちだったので違うのか。または、新しいものは大概ジャンルが細分化されてるのでそれも自然か。

屑デス 2 -

  • さっき店員のひとが料理もって入ってきたとき、ドア開けてたからだと思うけどほかの部屋の歌声がスピーカーから漏れてちょっとびっくりした。
  • サンボマスター聞いたことないと思ってたら、映画「恋の門」の作中で使われてましたよとの指摘。気付かないよふつう。そんないちいち名前とか見ない。まあおれこないだまで「フリクリ」で松尾スズキ氏が声当ててることに気付いてなかったくらいだしな。「でもおれスガシカオ氏の CD は一枚買ったことありますよ」と言ったら異様な顔をされた。うるさい目で語るな皆までいうな。文脈読まないものぐさオタにとって音楽はすべからくオーパーツってことで問題ないんだよ。疲れててなにかズレたことを考えてしまった。
  • アニメ版ハチクロは、原作よりオタギャグ分を減らしてあるらしい。
  • 関係ないが作品中オタネタの扱いにもいろいろあって、というかバリエーションのむずかしさがあって、たとえばおれみたいなオタからするとガンダムネタって微妙なんだよなーある意味ガンダムネタくらいしか枯れてて安全に運用できそうなのってなさそうな気もするけど。

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個室を引き払って会場に戻ったら、場内の七割くらいが体育座りモードに。みなさんお疲れだ。すみっこのあたりには寝てるひともちらほら。奥側とカウンター付近はまだ立ってる。pictchat も覗いてみたが、人数減ってた。落ちたか電池切れたか。でもまだ7,8 人は居た。

パートがひとつ終わったらしくてスタッフのひとが MC。最終パート突入。がんばってもりあがっていきましょう。時間ちょっと押してるそうです。おれはまた一時退却して 1F でこれ入力してる。

屑デス 2 -

最後の最後で大きな収穫。

屑デス 2 -

家に帰って風呂入って一服してインターネットして、そろそろ寝るかというところ。ざっとまとめ。

  • とにかく疲れたが、相応に発見や収穫があったので、総合的には行ってよかった。
  • オタ的なものとの接点はありつつもおおむねドンキホーテ寄りの客層なのかなと予想していたが、そうではなかった。思っていた以上にオタ寄りだ。ただし静的な。全体が秋葉系に混じってもあんま区別できなさそうなかんじ。まあおれ秋葉系ってマッチポンプ語だと思ってるので、指す範囲がすげえ恣意的かつ曖昧な気がしてるわけだけど。それは関係ないな。
  • 場内はかなりうるさかったので、そもそも世間話をしているひとの数が多くなく、していても聞き取れず、界隈のひとたちの会話上の呼吸やターム等のリサーチはできなかった。もともと無縁と思っているコミュニティ主体のイベントなので一回行って空気を読めば十分と思っていたのだが、読むことすらできなかったというのは、うーむ、以降の課題…としなくともいいか。
  • 好きでフィールド外のイベントに行くわけだから効果的な出費など望んでないが、それでも当初の予定より金使ってしまった。イベント自体には入場料とドリンクで 3,000 円程度のものだったが、事前事後の飯とか酒とか別途借りた個室代とかそのほか雑費とかなんとか。ギャー。倹約しわすれた。新宿は怖いところだ。空気吸ってるだけで金が減ってく気がする。