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人狼ゲーム ビーストサイド

構成 主人公役職 拘束具 (会議)吊り方法 人狼)殺害方法 備考
村人4/占い師1/共有者2/狩人1/人狼2 人狼 首の頸動脈か何かに小さい破裂装置? 拳銃が提供される 支援なし プレイヤ全員が知り合い。オタサーの姫と童貞騎士登場。
  • 初見ではシリーズ中いちばん好きになった作品。主人公が奔放寄りなキャラづけで、救いはないけどなんらかの軽さが感じられて良い。なにしろ「人を殺せる女子高生」だ。重苦しい無伴奏の世界に自作の歌を口ずさむ。非日常性だ。前作をマトモなやつしか居なかったから塩試合になった人狼と考えれば、本作は開幕からおかしなやつがまわりに気を遣ってなくて期待感がみなぎる。
  • 前作とちがい初日からゲームの体裁を成している。というのは今回、参加者の一部が都市伝説にのせられて、最初から命がけ人狼ゲームに参加するつもりで連れ立って参加しちゃってるから。で、知り合い同士であるがゆえ村人たちのゲーム外要因の私怨プレイがひどすぎてゲーム内容は惨憺たるものになっていく。
  • 主人公が人狼なので推理要素は皆無だが、そのぶん昼の部と夜の部の二本立てのドラマを楽しめる。繰り返すがこの映画は人狼ではあるがゲームではないのだから、視聴者が見て推し量るべきなのは理ではなく情、推情なのだ。Don't think! feel. くれぐれも己のゲーム脳には眠ってもらおう。
  • 主人公は「剥き出せよ」「吐き出せよ」と口ずさむが、各キャラ序盤から惜しみなく剥き出し吐き出しまくる。前作で提示された人狼とデスゲームの食い合わせの最悪さを超えて、ゲームを超えて、命を超えて、本作で描かれるのはリアル狂人たちのみずみずしい死屍累々である(※役職「狂人」は未実装)。最後まで剥き出さないのは主人公のほうだ。
  • 二転三転して迎える最終局面は、またしても理屈を投げ捨てた人間の戦い。ゲームとして gg とは到底言えないが、お話としては立派に成り立っている。映画人狼ゲームシリーズは名勝負ログとは別ジャンルなのである。
  • それでも、狩人はほんと GJ だった…でも人間、ゲームやってるだけじゃ生き残れないんやな…と反省を促される。
  • 本作にはいはゆるオタサーの姫と童貞騎士が登場するのもおおいに見どころなのだが、よくみたら本シリーズの原作者って秋口ぎぐる氏なのね…道理でちゃんとしてるわけだね。