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最近の漫画 - 男組関連

  • おれはなぜ乙嫁語り聖おにいさんの新刊を放置したままサラ金を熱心に読んでいるんだろうね…。
  • サラリーマン金太郎」は、おもしろいとかおもしろくないとかいう漫画ではなくて、あの顔を突き上げるコマの、人間より手前に集中線が来る勢いを眺めてホゲーとするかんじだったが、その次に読みはじめた男組はすばらしいとしかいえない。ここいらへんの雁屋哲氏は間違いないなー。でもまだ野望の王国ほどの突破感はない。
    • 男組は、こんな行き当たりばったりぽい話を、しかしそれなりに破綻なく(?)描ききったな、とかちょっと感心する。もっと回収漏れの伏線とか放置しててよかったろうに。そこいらへん、漫画原作者としての雁屋氏のマメなところなんだろうか。
    • 中盤までは、神竜の部下たちが命令を受けたときに「うははーっ!」て言うところがおもしろかった。
    • 流と神竜がタッグを組んで影の総理と戦う展開が見たくなるけど、そこは組めないよね。流は負けても負けを認めないだろうし、協力するには神竜が負けを認めるしかないが、負けを認める神竜など神竜ではない、というあたりが男組として譲れない線よね。
    • 神竜剛次の「大衆は豚だ!」はパロディを先に散々読んでからオリジナル読んでるので衝撃はほとんどなくて、むしろラスト近くの五家宝連・高柳が流たちを逃がすため下水道で絶望的な退却戦をするときの、部下が射殺されたときの「オカマーッ」(←部下の名前)ていう回末ゴマが衝撃だった。
    • あと乞食番長が、任侠くさくてわりとかっこいいキャラなんだけど、一貫して語尾「ヤンス」キャラだったのが妙に引っかかる…。
    • 男組て 70 年代中盤〜終盤くらいの漫画だったと思うんだけど、あれね神竜はもちろん、よく読んだら流のほうもとくに左翼っぽいかんじではないのよね。左翼ぽいのってせいぜい生徒会長の阿部くらいで、それも中盤以降矮小化する。やっぱ学生運動への失望とかあったんかね。どっちかっつーと流は、ラストに純白の学ラン着て影の総理に「天誅かますわけで、こりゃ右翼やでというかんじになる。
    • そこからの流れで「野望の王国」かー、みたいなザックリとした歴史認識でええんかな。