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「筑波批評 2009 夏」を読んだ

文フリで買った筑波批評社筑波批評 2009 夏」(http://d.hatena.ne.jp/tsukubahihyou/20090719/1248030913)を読んだ。文章はどれもおもしろかったが、中でどれかひとつを挙げれば塚田憲史「最強論」にはせつなさがあって気に入った。買った理由は、人文系サークルの本で、エロゲー以外のゲームを扱っている、というのを珍しく感じたので(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081106#p1)。

  • 文フリ参加サークルのゲーム系唯一の牙城っていうと GameDeep 一択という状況がずっと続いていて、その GD も近年ゲームの話が少なくなっていってて他人事ながらやばいなーというかんじだったんだが、今回は Rez 本に wipeout 日記本にそのほかと、ちょっと文フリ人間の視野にもゲームが入ってきたかんじ、か?
  • まあ「人文系人間のひとたちは、ゲームの話といえばエロゲーばっかだよなーと認識していて、それは事実もあるだろうし、または単におれの観測範囲問題もあるだろうが、いずれにせよ、その事実あるいは一観測が、是正されるべきだとは思っていない」のと同様に、べつに文フリ人間にゲームを遊んで欲しいとかげームについて語ってほしいとか、おれが思っているわけではないんだが(←なぜならおれはゲームマキァヴェリストではなくゲームエゴイストだから)。より多くのひとにゲーム人間になってもらえば、結果的におれのような人間が増えるかもしれないし(増えたらおれはたぶん結構困るような気がするんだが)、あるいはおれの属する言語圏が広がるということだから、まあ都合がいいかな、とは思う、のと同時に、言語圏が広がるというのは、世界が広くなってしまうということだから、それはめんどくせえな、という感覚もありつつ。

あれ、困るのと面倒くさいの二択?いやいや、それを越えたところにある、思いもよらないオモシロ知見に出会う確率は低くなかろう。