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ASSASSIN’S CREED 2

  • しかし本作の(いや前作からの)、この「おもしろくなくはない、ていうか延々遊んでしまう、グラフィックはすばらしい、街の上下を使ったアクションはおもしろい、しかし…」みたいな、及第点満点以上の出来の微妙さは何といったらいいものか。叫びたいのは「抜群と呼べるものはひとつもない!」ということだ。
  • 確かに不満点はかなり潰れてると思う。コレクション要素には意味らしきものがついて、ソーシャルステルスも理想(というより宣伝用のハリボテ路線)よりは現実的で(安直だけどわかりやすい)実装になって、シナリオも現代にいちいち戻らないし、街中にきちんと枝葉ミッションがあり、所々 Tomb っぽいアクションを楽しむこともでき、ほとんど意味ないけどヴィラの経営まで出来て、以下略。
  • だが、「これ!この一瞬のために生きている!」みたいな瞬間とはめぐり合わないゲームだ。けど、考えてみれば、日本の大作 RPG とかって基本的にそのようなものなのかもしれんね。あと洋ゲーでも GTA みたいなのはカタルシス薄いよね。じゃあ皆が求めているのは AC2 のようなものだし、それこそが良さなんだよ。終了。というか、MW2 はそのような瞬間を作り出すためにデザインされたゲームだともいえて、その直後に AC2 のようなゲームを遊べば、そう思っちゃうわなー。

基本的にカットシーンでシナリオを動かしつつあとはお好きにという GTA ライクな構造のなかで、GTA ほどのリソースは投じず、それでも十二分にリッチ感を出しつつ、製品がというより、プロジェクト自体が、だいぶ優等生なものだったんだろうと思う。