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Photosynth が一般公開

Photosynth

ついに Photosynth が一般ユーザに公開されたー。クライアントをダウンロードして Windows Live ID でログインすれば、これまでデモンストレーションで見ていた処理が、自分で撮った写真で確認できるようになった。といってもサーバがやたら混んでてなかなかアップロードできなかったり、デモンストレーションでみるほどパワフルなバージョンではなかったりもする。けどまあよい。なんにせよ試行錯誤中なのだろう。最高にイカしている Photosynth の一端に、ぎこちなくでも触れることができるようになったというのが、ひとまず嬉しい。


  • テスト(秋葉原駅近くの歩道橋から撮影した写真)。全部がうまいことつながってないけどすげー
  • とにかく間を補完しまくる分量を撮りまくらないと、うまいこと繋がってくれないかんじかな。Hugin で自分で繋げばいーやという目的でパノラマ化用素材写真は撮りまくっているのだけど、そういう目的だと重複をかなり少なく撮るようにしてるので、全自動 or DIE の Photosynth 現行一般向けバージョンには転用しづらいかも。
  • どちらかというと Photosynth のおもしろさは、固定視点「ではない」写真群をひとまとめにリンクさせるという部分だから、パノラマを作成するという気分ではなく、「パノラマでは作成できないへんな空間」の作成を目指すとおもろいだろう。浮動点カメラっていうか。という意味においても、ほぼ定点での撮影になる擬似パノラマ写真より、適当に歩きながらパシャパシャ撮ったような写真のほうがおもしろいだろう。
  • たとえばカニ歩き写真を巻き物状にしちゃうというのは、パノラマでは原理的に出来ない表現だ。あとフィギュアとかをちょっとずつアングル変えて数十枚撮影して、スライドショー表示にすると擬似裸眼立体視ギャラリーっぽくなるかも。
  • Photosynth は自動パノラマ作成サービス、ではない。というより、非定点で撮影した写真群をリンクし、3D 空間に「写真自体」でなく「その撮影地点」をマッピングする技術だ。その遷移は 3D でありながらも非空間的な印象で、ここからなにかを出力するというより、操作しているその画面自体が物語的だ。そこに魅力を感じている。