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E さんのラジオ

  • 夜半にはじまり早朝まで続く連日連夜のグダグダトーク、こじれ屈託てんこもりのパーソナリティ E 氏と Y 氏による Ustream ラジオで「でもおれらまじめに働けみたいなストレートなつっこみに対して弱いんだよね。そこを克服しなきゃいけないのに」みたいなことを言っていて興味深かった。
  • 「いいえおれらは真面目に働きません」みたいに態度を明確にすることが大事だと。それはまっとうだし実際いずれどっちかに舵を切らないことにはどうしようもないんだろうけど、しかし一方で彼らのラジオのおもしろさは、まさにその彼らの抱える屈託を基盤としているのだという、聴衆側の事情もあって。これでいいのだと言えない彼らの今がおいしい空気のせめぎあい。
  • プロ芸は素人芸より格上であるべきだし実際大概はそうだが、プロ芸では絶対に出せない素人芸の味があるとすれば、ようはそういう部分だと思っていて、かつ彼らはかなりのスピードでその領域に到達している、というのは Y 氏のネット新人としての初速と掛け合わさってるところも大きい。E 氏との凸凹なコミュニケーションが撒き散らす不完全な陰影。有限性、ライブ感のみが楽しみうる領域、Ustream にふさわしく、半同期以下のメディアにはありえない。
  • このへん、I さんと H さんのラジオがおれにとっておもしろかったのにも通じていると思っている。S さんが加わり、また H さんがプロ芸への意図に近付いていったことで、場にグラデーションが生じ、以前のような倦怠トークは失われていったかと思う。
  • 「ぼくたちの愛すべきモラトリアム」みたいな空気かなー。「大人にならなきゃいけないのか?」というのは、「はやく大人になりたい」というような看板広告のメッキが剥げたからか、あるいは、云々かんぬん。

そこで湿度を保ったまま踏みとどまれるひとは少ない。パサパサした脳の持ち主なら結構居る。どっちがいいのかはなんともいえない。