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ASSASSIN'S CREED

Assassin’s Creed

ざっと触ったかんじ。

  • 出来は良い。が、新世代的な感動はどうかというとイマイチ。かな。おもしろいってよりは、たのしいタイトルだ。
  • おれの考える「よい意味での和ゲーっぽさ」みたいなものを感じる。ワンダが和ゲーとは思えないという程度のニュアンスで、洋ゲーとは思えないタイトルといってもいいかもしれない。モントリオールってカナダじゃなくて宮城県モントリオール市とかだったっけ?みたいな(関係ないがモントリオールは広島と姉妹都市だ)。
  • ゼルダってよりはワンダ。巨像は出ないけど、巨大な街が出てくる。ワンダと巨大都市。
  • ひととおり触れてみて不満に思った操作は「馬に乗ったときも方向キー入れっぱなしじゃないと前に進まないこと」くらい。乗馬時はボタンおしっぱなしとかでとりあえず前進可能とかにしてほしかったなー。なんか結局自分で進んでてなにかに乗っかってるかんじがしない。
  • ワンダみたいに高いところに登るのが楽しいわけだがグラップリングゲージみたいなのはないので安心お手軽。掴める凹凸さえあればどこでも登れる。都市の中ならほぼすべての建物に登れる(地形の端とか城壁とかには登れないかんじだけど)。
  • 風景は素晴らしいの一言。似非 HDR 感による広大なフィールドづくりという点でいうと、前世代に夢見られたビジョンがここに体現されている(そのへんでもワンダの延長っぽい)。似非 HDR の弱点として淡色気味なのは致し方ないが、とにかくまああきれるくらい街が広大で、それらすべてにシームレスにアクセス可能という部分は、オタ的な感動ポイントといえなくもない。まあ市街地の家屋群の使いまわし感はかなり高いのだが(特に塔の上から見たときなど)、といって「どこにいっても同じ風景」というようなこともないし、どちらかといえばなにか京王線沿いの景色を眺めるようでいて愉快な気分にもなる。画面密度も十分。アップもロングも高詳細度で見応えに足る。
  • 群集エンジンの出来はひとまず置いて、群集と呼べるくらいの分量街角にもごったがえしている絵ヅラは素直にイイかんじだ。個別のリンクは曖昧というか、たぶんないが、その場でなにかが起きた場合の反応や伝播の仕方などそれらしい。
  • 戦闘は PoP 直系。目押しでフィニッシュブロー。ランクが低いうちはカウンター攻撃やガード崩しが使えないが、まあカウンターできるようになったあとはずっとそれだけやってればいいようになる…んだけど、カウンターばかりではかったるいので積極的に斬りにいったほうが楽しい。

難点はー、序盤がかったるいことと、あとゲーム内容がだいぶ単純作業寄りなところか。やることの種類が少なくて細かくて、多い。序盤のかったるさについては、なんかトリッキーなシナリオになってるのでそのへんの誘導のためで、なんでそうなってんだってあたりはシリーズ的な問題なのであんまアレだが、ゲームプレイの作業感についてはなー、後日改めて。ただ、この作業感が苦痛なのかというと、べつにそうではないのでまたむずかしい。おれの感じる和ゲーっぽさみたいな部分ともつながっていて、和ゲーには「単純作業の繰り返しなんだけどそれが楽しい」みたいな部分があるような気がしているっていうか。手触りがいいんだよなとにかく。目新しくはないんだけど、コントローラをずっと触っていたくなる。