Forza Motorsport 2

普段パッドで走っているのだが今日はハンドルコントローラで遊ぶ。ハンコン使う場合足元にアクセルブレーキ型コントローラも併設する必要があるため、あぐらで床座りが基本のおれのゲームプレイ環境では常用することができない。このため椅子をもってきて万年床を撤去して設置。ハンドルはテーブルに固定して使うこともできるけど、膝にのせて使うこともできるので、今回は膝乗せであそんだ。借りた椅子が元々いい具合に運転席っぽくゆったり座れるやつなので、セットした状態での落ち着きもよく、気分的に盛り上がる。

まずは Maple Valley Raceway を…と思ったが、高速コーナーでうまくカウンターを当てられずスピンしまくり。パッドだと流せるんだけどハンドルだとむずかしいなー。フォースフィードバックはかなり強いので、コースアウトしたときのハンドルの取られ具合も良い。このあたりパッドだと感覚できない部分だ（将来アナログキーにフォースフィードバック機能のついた 360 パッドが出ればいいんだけど）。つまりミスをマシーンのようにリカバリしづらくなっているので手軽に遊びたければパッドのほうがいいって話なのだが、しかしインタラクティブ快楽としてのビデオゲームプレイ感でいえばハンドルで遊んだほうがはるかに良いことは、パッドでかなりいいタイムを出したラップより、ハンドルでヘボいラップタイムで回ってるときのほうが明らかに緊張していることからもわかる。

いきなり高速コースはきついのだと思い、あれこれコースを試したあと筑波でしばらく流して、しかしここでも最終コーナーがむずかしく、どうにもクルクル回ってしまうなーと思っていたが、最後にテスト走行でニュルブルクリンクを走ってみたら、これが非常にきもちよかった。ニュルブルクリンクは厳しいサーキットとして知られるが、低速でまったり流してるぶんにはほかのサーキットよりむしろ厳しくない（コースがとにかく長いので無茶なカーブの連続などといったことがない）。どちらかといえば普通に森の中をドライブでもしているかのような気分であり、気負いもなく緊張から解放され、これがドライブか！と妙な感動を覚えた。ゲームの中でしか車を運転することのないおれがはじめて感覚した運転感なのかもしれない。TDU でも Forza 2 くらい目の細かいドライブ感が得られていれば、ハンコンでまったりオアフを流すと楽しそうだと思ったが、TDU はなー、どうかな、あのキレの良すぎるかんじはパッドに最適化されてる気がするんだよな。わからんけど。いずれ試そう。