Forza Motorsport 2

Forza 2 は、シングルプレイ中どこからでもフォトモードを起動でき、写真を撮影できる。マルチプレイの最中には（マルチプレイなので当然だが）Pause ができないのでレース中写真を撮ることはできないが、終了後リプレイを保存しておけば、リプレイ再生→よさげなところでフォトモードへ、という手順によってシャッターチャンスは漏れなくキャッチ可能。

で、撮った写真はどうするんだというと、Forza の公式サイト（http://forzamotorsport.net/）からネット経由で PC にダウンロードできる。この公式サイトでは、撮った写真の閲覧とダウンロードのほかに、スコアボード、ゲーム内オークションやトーナメントの状況確認などができて便利。もちろん自分のアカウントに自分のデータを反映するには、ゲーマータグとパスワードを入力して関連付けを行う必要がある。今世代の据え置き機としてはわりと当然の展開といえるが（←煽り調子でいえば、むかしは複数のメディアから同じタイトルに絡んだ商品が複数出ることをマルチメディア展開といったが、これからはひとつのライセンスに紐付けされた様々なメディアでそのタイトルを楽しむことができることをマルチメディア展開と指してゆくのだ的な）、オークション状況まで PC 側で確認できるようになってるというのは予想しておらず、いいかんじだ。今後ともこの調子でタイトル内メディア展開の垣根を取り払っていっていただきたい。Forza 4 になる頃にはチューニングからマイカーリストのマネジメントまで PC 側から操作できたい気がするな。

…と、それはいいんだけど、なぜ http://forzamotorsport.net/ はいまだに日本語対応してないんだろうか。Forza 2 は世界に先駆け日本先行発売されたのにもかかわらず。正式稼動は北米発売からで日本発売時点ではプレオープン扱いだったし、ヨーロッパ発売時には、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語にそれぞれ対応した。日本語公式ブログには「今後日本語のページでご利用いただけるようになります」と書いてあるので、待ってればいずれ日本語対応するんだろうけど、どうもフットワーク鈍いかんじするな。このへん FL と TFL（True Foreign Language）ではローカライズの手順や手続きの数が違うとか、そのての問題があるのかもしれないなと思った。