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Forza Motorsport 2

待ちに待ち、来るべき Forza 2 の発売日が来た。買った。いざ現物を目の前にすると、うっひょおおー…というかんじでもない。わりと低温。ただし持続性。熱狂という意味でいえば、360 の土俵でいまだ GoW に勝るものなしというかんじだ。今年でいえば PGR4 か、あるいは Halo 3 が、それに匹敵することになるか、といったところだ。Forza の温度はそれではない。もっとまったりしている。ジワジワ遊ぶものだという感覚がある。徹底的に良いものであるという確信はある。あたりまえのことをクソ真面目にやっている。だからこれはいいものだ。ただしそれは「当然クリアすべきだから当然クリアしてきた」というハードルの話だ。だからそれを遊ぶときに過剰な体勢は必要ない。2007 年にはこれを遊ぶのが当然だという態度こそがふさわしい。それはつまり、XBOX 360 自体への印象とも重なる。これがすごいとか、これが新しいとか、そういうアゲのテンションで売っていくようなノリの機械ではない。その上に熱狂を載せることもできるが、その前提として極めて高いレベルで完成されたゲームプレイ環境がある。かつて次世代として情熱的に夢想されていたものを、あたりまえの現在として実現すべく開発された。そして、実現されているものと思う。

あじっくり遊ぶ。今世代機に向けられた、THE REAL DRIVING SIMULATOR の現在形であり、前世代までのTHE REAL DRIVING SIMULATOR をすべて過去形にするタイトルだ。短期集中で遊び尽くすようなものでもない。ずーっと走り続けてようやく出てくる味をかみ締める類のゲームだ。しばらくは 360 にほかのゲームディスクを入れることはないだろうけど、360 の場合ディスク入れ替えなくても HDD から起動できるゲームがいっぱいあるし、メディアセンタからアニメも見れるしで、けっこう気晴らしを混ぜつつあそぶかんじになるだろう。

あと、Forza 2 は珍しく北米に先行して日本版が発売されるタイトルなので、最初の一週間ばかりはガイジンのフレンドにおれの「Forza 2 プレイ中」というオンラインステータスをみせつけて歯噛みさせることができるという特典つき。ざまみろ日頃のおかえしだ。