GHOST RECON : ADVANCED WARFIGHTER 2

すったもんだあったけど無事買えた。具体的には、「ネットで注文」→「その晩 360 立ち上げると日本人のフレンドがすでに GRAW2 プレイ中」→「もう売ってんのかよ！ていうかどこで買ったんすか」→「秋葉原で売ってました」→「即刻通販キャンセル、明日は秋葉原だ！」→「寝坊、秋葉原空振り」、というかんじでドタバタしたあと、結局そのフレンドのひとがもう秋葉で買っちゃったんだけど通販で予約もしていたので、パッケージが一本あまってるという話だったので、譲ってもらったのだった。

で遊んでるけど、いいねこれいいね！期待に応える出来だよ。

• グラフィックは相当パワーアップ。おそらくは XBOX 360 に当初想定されていた「きっとこんなレベルのグラフィックで遊べる」の水準を、そろそろ現実が追い越しはじめている。ヘリが着陸するときはどんな辺境でもビラが舞ってるなど、地形や乗り物等に付随する効果の固有っぷりに笑う部分はあるが、環境（時間）モーフィング？的なシステムとか、無駄に凝ってるかんじで良い良い良い。
• システムの基本的な部分は前作でほぼ完成されているので継承しつつ枝葉を掘り下げ。RB 押しっぱなしで指揮下のユニット側のカメラを全画面で見れてその視点のまま命令や操作が可能。特に UAV ドローン（索敵円盤）とゴースト部下の皆さんについて非常に使い勝手がよくなっていて、ドローンの位置を直接アナログ方向キーで操作できるので痒いところに手が届く偵察が可能、そして部下カメラを見ながら指示ができるようになったことで、部下を視界外から指揮できるようになり、つまりは部下と完全に別のルートで動くことが可能になった。しかも今回部下がけっこう強いというか、前作ほどアホじゃないのでそれなりに使える。ほっといても死なないし、むしろきちんと敵を撃ち減らしてくれるようになった。位置につくまで伏せておいて、クロスファイアで一気に殲滅とかも可能。それがしやすいようなレベルデザインになってもいる。
• 挙動にはかなり「ゲームっぽさ」が出ていてわかりやすく楽しめる。前作も「車両オブジェクトは撃ち込めばすべて爆発して壊れる」など十分ゲームぽかったが、今回はヘリ戦での敵出現パターンや誘爆要素などかなりガンシューっぽくまとまっている。

シナリオはよくわからないがダーティボムがどうのこうの言ってて、前作と同様のメヒコで、クーデターで、あとアメリカ本土へのミサイルの射程距離が出ていたので、まあそんなかんじのアレなんだろう。そこいらへんは日本語吹き替え版が出たあと気が向いたらチェックと。英語のむずかしいニュアンスがわからないと、ここいらへんで困るんだよなー結局日本語版が出ないとシナリオの細かい部分を追えないという。まあ細かいことわかんなくても敵には勝てるのでいいんだけど。

あとシングルプレイのボリュームに関しては、アチーヴメントの構成を見るかぎり減ってるかもわからんな。まあ開発期間一年未満だしなこのタイトル（よく考えるととんでもないスピードだが）。そのかわりシングル・マルチの二極に対して CO-OP がもうひとつの極になるべく、ある程度のボリュームになっているのかも。そういや R6V も CO-OP が結構強力になってるという話だったな。GoW を皮切りに、この方面のトレンドがきっちり押さえられてきているというかんじか。