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ファミコンウォーズ DS - 24 days

対戦。マップは以前にも遊んだアシナガジマ(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050705#p3)。イタリア vs クロアチアってかんじの地形。工場と空港があって港はナシ。じゃんけんで勝ったのでレッド(イタリア)側。もちろん索敵は ON。

今回はイワンを使って金満軍団をやってみたくなったので、イワン&サーシャで出撃。イワンには安売りのフォース、サーシャには収益アップのフォースをそれぞれつけて個性強化。基本的にはサーシャを使ってゲージが溜まるたびに敵ブレイクゲージを削り、イワンのゲージが溜まったら交代して所持金を増やして高額兵器を一括購入という作戦。なのでタッグブレイクを使う機会はほとんどなかろう。ローテーションのタイミング命だ。最も自分にとって都合がよく、相手にとっていやな時期にブレイクとチェンジを繰り返すことができれば余裕をもって勝てるだろう。けど噛み合わないとボロボロに負けそう。このてのキャラクタをまともに使ったことないのでちょっと緊張。

  • 序盤。
    • まずはなにをおいても対空戦車を作って司令部のうえに置いておく。序盤にいきなりヘリボーンを仕掛けてくることはないんだろうけど、司令部急襲は心理的ダメージがでかいので。ヘボ対人戦では心理も重要なファクターとなる。
    • 開始から数ターンの間、長靴の根っこの西側にも自軍の工場があったことをコロっと忘れていて、兵の展開で大幅に遅れを取る。アホ。やばい。北側峡谷手前の工場は、これはもう占拠されたものと考えて作戦立てたほうがいいな。物騒なキャタピラ音とかも聴こえつつあることだし。となると半島付け根部分の平原が主戦場となるが、半端に補給線が長いのと、あと戦場が広いので若干守りづらい。中立都市群へのリーチはこっちのが有利なので占領はできるだろうが、しばらくはその一帯で押しまくられる展開になりそう。適当に乱戦模様を作ってロケット砲陣を前進させないことが大事だな。占領部隊は犠牲覚悟で突っ込んでくるかもしれない。
    • 視界確保のため山脈に歩兵を送ったら既に伏せてあった敵歩兵と出くわしたりして、出遅れた感が一層強く。南北の中間にある工場はどうにか押さえることができたが、占領し終える頃には敵ロケット砲陣の射程にばっちり入っていた。山に置いた歩兵からの視点に見え隠れしている敵ロケット砲部隊はおそらく二つ。ここでも出遅れたな。中間地帯がまだ敵ロケット砲の射程に入っていないことが救いだ。あれを前進させないように踏ん張らないといけない。
  • 中盤。
    • やはりショーグン交替がうまくいっておらず、資金稼ぎも敵ブレイクゲージ削りも半端にしか効果を上げることができていない。敵もイワンを使っており、レベル 1 ブレイク連発で金満作戦を展開してくるので、タッグブレイクだけは怖れずに済んでいるのが救いだ。でも強めの武器をガンガン前線に持ってこられるのは痛い。
    • 重戦車に南側のラインを突破されてしまったりする。まあ歩兵随伴ナシの単発だったので、適当に近くにバズーカ兵とか置いて釘刺しとくだけでまともに相手せず放置。南下してくる部隊を押し返す時ついでに相手するかんじでじわじわ揉み潰した。
    • 普段より金回りはいいけど、やっぱり戦線を支えきるほどの圧力は出せないので(中間の工場がロケット砲の射程内で、ここを活用できないのが痛い。最も前線に近い工場から安定供給できない)、森を活用して新型戦車や対空戦車をひたすら伏せまくる。敵は視界 +2 のフォースとか使ってるっぽいので不十分ながらもそれなりの範囲でこちらの陣容を確認しているものと思われ、そうなってくるととにかく森を使い倒してこちらの戦力全体を把握させないのと、侵攻してくる敵に待ち伏せ効果で無駄足踏ませればラッキーってのと、あとロケット砲陣からの遠隔射撃避け(狙いをつけるための手間増やし)と、あとそういった伏兵の多用によって敵間接射撃部隊の前進を躊躇させる狙い。やはりこういったゲリラ作戦はコストパフォーマンスがよく、かなり効果はあがったようだ。グレートタンクを含む重武装の部隊の南下・西進を阻み、完全に押し戻すことはできないが何度も追い返すことができた。そしてこれが一番大きいが、敵ロケット砲陣を結局釘付けにできた。まあこれはこちらの空港が近いことにより、戦闘ヘリや爆撃機で裏に回られて直接砲陣を叩かれるのを恐れたためもあるだろう。実際にはそこまで金が回ってなかったんだけど。
    • 彼我の地上兵器・航空兵器・対空兵器のジャンケンではわりあいイニシアティヴを取れていた印象。強力な地上ユニットを押し立てて南下してくるタイミングではどうしても潰し合いになってしまうが、全般的には十分こちらの懐まで引き寄せてから迎撃していたので、敵対空兵器のテリトリー間際でチョコマカと使いまわせていたかんじ。これも戦場を伏兵まみれにしておいたことで、迂闊に対空兵器を突出させられないという印象付けを行った成果だろう。山からの視界で敵ロケット砲陣の近くにミサイル戦車が貼り付いているのが見えたが、ロケット砲陣自体が前進してこないので、遊兵化していた。
    • 中部工場について、敵がそこで生産される部隊を瞬殺するだけで満足して、ユニットを強引にのっけてこなかったというので助かったというのもある。実際重戦車なり新型戦車なりに一旦のっかられて、そこから輸送車とかで歩兵送り込まれてたら対処できるユニットがなかった(あとになって北側全域をカバーできるよう爆撃機を配備することになったが、それまで北から南に抜けるラインの防衛には歩兵&輸送車しか居ない状況だった、まあ道中の森にはヘリボーン&敵爆撃機対策で対空戦車とか伏せてたんだけど)。あすこは戦場のへそになっているので、おれなら多少強引にでも取りに来ただろう。壊すだけでまともに取る気がないとわかった時点で方針を切り替え、適当なユニット作って壊させることでこっちのブレイクゲージを溜めるという使い方に。たぶんここの扱いは勝敗分けるなーと思った。
    • 敵にレイチェルが居るので、レッドスターボム対策として歩兵を無駄に密集させた陣形を司令部付近に作っておく(レッドスターボムは密集した敵群にランダムで落ちるっぽいので、こうした安価の遊兵群を作っておくことで無駄打ちさせる目論見)。これはかなりの成果を挙げ、計三回(九発)のレッドスターボムのうち六発までをここに誘い込むことができた。よしよし。といっても最初の一発を打たれるギリギリのタイミングで作成完了したのでタイミングとしては危なかった。けっこう綱渡りな運用をやっていたので、一度でも北部戦線にボムが全弾集中していれば突破されていたと思う。
    • だいぶ北側の戦線に意識が集中してきた頃合だったので、このへんでこっちから敵本拠地へヘリボーンかけてびびらせてやろうと、実行。まあ歩兵一部隊でどうにかできるわけもないので、念のためステルス一機を随伴させた…ら、折悪しく空港上で待機中だった敵爆撃機に捕捉されてしまった。しかもその横には戦闘機が(!)。ギャー。準備万端じゃないか。終わった。
    • 戦闘機に発見されたステルスほど空しいものはない。辛うじて一撃死は避けたので、そのまま基地まで逃げさせる。敵もたぶん迎撃を恐れて深追いはしてこないだろうし。…で、そのあとの対応見てると、発見されたのはどうやらステルスだけで、輸送ヘリと歩兵は無事本土潜伏に成功した様子。よしよし…。
  • 終盤。
    • ブレイクゲージ運用失敗のせいもあってサーシャとイワンのブレイクゲージがどちらもフルに。うーん、ちょうど前線近くに火力が集まってるタイミングだし、一応タッグブレイクしてみるかと試してみたら、これが成功。歩兵や対空戦車で視界を確保しつつ新型戦車や爆撃機など重火力ユニットで着実に潰していくという方法で敵前衛を壊滅させ、後方の砲陣は多少残ったが、北部工場手前まで一気に前線を押し上げることができた。やはり二回行動できるというのは強いのだな。今回はタッグブレイクの全然ない対戦だったので忘れていた。
    • タッグブレイクのタイミングで敵司令部近くの森に潜伏させていた歩兵に空港を急襲させ、二回行動の利を活かして占領までもっていったのが個人的大成功。まあ今回はステルスによるサポートもないし、一時的には占領できてもすぐに潰されて終わりなんだけど、索敵マップだとこういう奇襲がうまくいったときの喜びは大きく、ショックも大きい。歩兵一ユニットとはいえそれ向けに戦力を割かねばならないので敵の作戦運用に微ダメージを与えることができるし。
    • 敵がシングルブレイク直後だったこともあり反撃のタッグブレイクもなく、残存ロケット砲陣からの反撃はあったけどこれも森を走査してひとつひとつ潰し(結局ロケット砲は計四ユニットもあった!)、量で押して 2 ターン後には敵北部工場の上に新型戦車をのっけることに成功。あとは歩兵の到着までもたせることができれば、ほぼ決まりだろう。このあたりから敵のユニット数が一桁台になったこともあり、どのグリッドにどういう種類の敵が居るかをかなり正確に絞り込む作業に入る。
    • 空港を占拠した歩兵は即座に潰されたけど、これで味を占めたので再度輸送ヘリで歩兵を一ユニット敵本土に送り込んで後方撹乱。占領とかは全然仕掛けないんだけど森際で対空戦車と追いかけっこして前線に意識を集中させない。余裕があったのでもう 2,3 ユニット搬送してもよかったんだけど(バズーカ兵で三面埋伏とかやれば、対空戦車くらいは屠れる)、さすがに面倒なのでそこまではやらず。
    • 北部に展開している集団にブラックボムが突っ込んでくるなどの反撃もあったが、着実に北部工場を占領してさらに峡谷越えの態勢を見せたあたりで勝敗はほぼ動かなくなり、相手が降伏を申し入れてきて、終了。24 日目だった。そのあと NDS を交換して互いの陣容を確認し、リザルト画面見ながら感想戦。ブルー軍は街道沿いにグレートタンク一輌とミサイル戦車を置いて最後の反撃を準備していたようだが、斥候役のユニットがすべて潰されていたためにレッド軍の陣容がまったく見えておらず、不穏なキャタピラ音やジェット音だけが大量に聴こえてきて、しかも司令部近くの森林地帯ではへんな歩兵がウロチョロしてるし、こんな状況になればさすがにおれでも降伏するなあというかんじだった。

今回は序盤の出遅れが響いて苦戦したものの、相手の作戦ミスもあり中盤以降主導権を取れるようになり、タッグブレイクで一気に形勢を動かして勝利までもっていけた。負けも十分ありえたので反省点は多いが、まずはよしとしよう。なんといっても森林ゲリラ戦術が一定の成果を挙げた(かも?)というのがうれしい。