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「愛してる」の奇妙さ

「愛してる」っていう言い方はへんだよなと思っている。なんとなくアダルトな台詞っぽい用例が多いのに、「愛」で「してる」っていうつなぎの印象が幼稚だ。つながらないだろそこは。幼稚だからたのしいっていうニュアンスってことでいいのかなと思うのだが、大真面目にも言われる台詞ではある。真面目に幼稚ってのはなんなのか。ではなんだったらいいのかというと、「愛してる」より「愛している」は一段階戻った表現だな、それに対象を付け加えると「君を愛している」…の場合「を」が「と」だったら意味は通りやすくはなる気がする、さらに通りやすくするため愛を恋愛に置き換えて、つまり…「君と恋愛している」…わけではないんだよな、正確には「君と恋愛の時空感覚を共有したいと願っている」という話だろう、だったら「君と恋愛したい」…「君を愛したい」…いやもうちょっと基本に立ち返ると「君が愛しい」だよな…、うーん、どのレベルまで引き戻すのがいいのかわからんが、ともかく「愛してる」はなにかが違うよな。違うからいいという話だろうか。

男が「愛してる」と言わされるときなるべく抵抗しようとするのには、「恥ずかしいこと言わされる」って感覚のなかに、漠然と「幼稚なこと言わされる」ってのもあるんじゃないか。彼氏彼女のあいだがまだそこまで親密でなく、社会的な関係感が残ってるうちには特に。むしろその火を飛び越えて来い!という要請ってのもあるわけか。