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踊る大捜査線 THE MOVIE

TV でやってたので雑用しながら見た。けっこうおもしろかった。「踊る大捜査線」は、放映当時アメリカドラマにどっぷり漬かっていた中であーけっこうおもしろいなあにっぽんのドラマもがんばってるなあと思いつつ見たが、その後またアメリカドラマにどっぷり漬かり直してゆく過程でおもしろいといってもやっぱ限界あるなあそこをどう突破してゆくかなのだろうなあ仕方ないところかなあ大変だなあ見えざる努力ってやつだなあと右肩下がりになって、そのままきていたが、今回ちょうど「24」を見たすぐあとに THE MOVIE を見てみた感想として、意外とがんばってるじゃんっていうようなところにまとまった。なんだこのヤなオタの感想。

  • 冒頭で青島が煙草吸っており、「あー当時はまだドラマの善玉が煙草吸っててもよかった時代だったんだなあ」と思った。
  • きれいに進行する部分とノイズな部分のドラマがごちゃごちゃしているかんじ。出来が悪いということではなく、もともとあれだ包丁人味平でいうところの喧嘩カレーが着地点になってるかんじだ。
  • 青島は仕事できるのかできんのかっていうと、出来る限りがんばってるやつなんだなあと思った。
  • いろんなやり方の人間がいるんだけどけっこうみんな失敗しており、どれが正しいという正解は明かされない。肯定されるのは人情と制度だが、そのふたつは肯定されたからってなにも保証しないしな。まあ「それ以上はドラマのやることじゃないし」ってことだよな。
  • 猟奇殺人の犯人をこれまで「クラムボンっぽいひと」と覚えてたんだけど、今回はじめてその役者のひとが小泉今日子氏だったと知った。
  • 最後に青島が刺されるのって、話的には意味がわからん事件なので、なんでだろうと思ってたんだけど、これはシナリオ的な要求ってよりキャスト的な要求ってことでいいんだろうか。その後の映画等の展開をみてもそんなかんじするし。
  • 「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!」というのは、なにか肝心なことを言っているようでいて、実はなにも言ってないのと同じくらい透明な台詞なんじゃないかなあという疑念が常にある。