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三国志

北方三国志の戦(いくさ)用語「揉む」の重要性が、おれの中でも徐々に確かなものになってきた。いまひとつ「これが揉むということだ」というのがはっきりとはわかっていないのだが、「揉みに揉むぞ」とか言われればなんとなく納得するところがあるから不思議だ。

たぶんだけど「戦列の押し引きの緩急を計りつつ衝突を繰り返し、自分の部隊の統制は堅固に維持しつつ敵方の指揮系統を混乱させる」とかそんなかんじかと考えている。そこに筋や骨や神経が通えば兵士は意志を持つ軍団となるが、それらを乱しバラバラにしてしまえばただの肉塊と化し、肉は揉みに揉んで柔らかくしてからおいしくいただくという寸法。前線は常に混乱との隣り合わせだから、戦っているどちら側にもリスクはある。そこでいかにして自分の側の混乱を制御し敵側だけを混乱させるかが指揮官の手腕といえるのだろう。戦略や戦術の曖昧な戦争はいくらでもあっただろうが、どのような戦争であれ前線というものは必ずあったろうから、この「揉む」の要点さえ押さえておけば戦争は語れる、というような世界観上の三国志