最近のよしなしごと
- 墓参り来て「なんか近年の墓場はカラフルだなー」て思うのは、墓参りのオフシーズン時期でも各家の墓に飾ってある花が枯れてないからで、そして昔の墓場のオフシーズンの花は大概枯れてるか撤去されてたからなんだけど、じゃあなんで近年の墓場の花が枯れてないのかといえば、造花だからなんだよね。
- でもおれの考える仏教ぽさって「ありえないくらい鮮やかな色とか、ありえないくらい綺麗な香りとか、なんかそんなんがあるといいけどないヨネー」みたいなかんじなので、そういうものを求めて産み出そうと衆生が頑張った結果量産可能になって、末に美白化粧品とかトイレ芳香剤みたいになったりするんで。枯れない花で飾られてる墓ってのもアリなのかなーって。
- で、お参り少なくなって手間かけなくなったぶん、逆に墓場が華やかになるのって、なんかおもしろいなと思って。あと枯れない花てふつうに極楽感あるんでやはりこれは「またひとつ人類科学が勝利しました」案件な気がする。いや紫外線にはいずれ負けるんだろけど。
- あと墓場てなんでだいたいが藪とかに隣接きてんだろうね。自然にかこまれてたほうがいいんだろか。まぁ「眺めがいいとこがいい」みたいなのはあるけど。たんに墓場の近所に住みたいひとが少ないので人里離れたとこに作るしかないから?
- よくわかんないけど「金輪際草木一本生えないよーな処理」とかした土地に建てたほうが管理の手間とかなさそうでよくね?で、そこを人工芝とか造花で埋めるの。墓場から見える景色は時代に応じて発展したり寂れたりするんだけど墓場自体の景色は百年単位で変化しないで美しいまま。
- 金輪際草木一本生えない処理てのが無理なだけか。
紀元前の人類をダイソーに連れて行ったら、たぶんエルフの国か極楽だと勘違いするよなというか。LOTR 見たときにエルフの国の描写が「すごくいいんだけど、なんだか幻想的ななかに妙な安っぽさもあって、でもそれがイヤじゃないかんじなんだよな…レンバスとか現代に普通にコンビニで 150 円くらいで売ってそうっていうか…そしてそれはそれで間違ってない気がするっていう…」みたいなかんじだったんだよねー。なんかそんな。