ひさびさにインターネットっぽい話をしたの補足
ずいぶん時間が経ってしまったけど引き続いて(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120930#p2)、とりとめない話のざっとしたメモ。鉄は熱いうちに叩けレポは忘れないうちに書けというけど、叩き切るほどの時間的余裕はなかった。
- OFF では散々喋ってきたことだけど、やっぱはてな最適化問題の言語化は面倒。
- どうしても説教欲を抑えきれないなら、オヤジポジションは筋が悪くてアニキポジションだと比較的 win-win しやすいらへんのテクニック話。おれの場合母子家庭だったこともあってか、べつに父権的ポジションに功も罪も感じないので、説教オヤジを場から排除したいと思うほどうざいと思ったこともなければ(面倒なやつに付き合いたくなければべつんとこ行くし、面倒なやつを排除してまで場にこだわることもない)、自分もいずれそうならねばならない的なへんな気負いもないというか、そういうのがあるひとが居るというのがわりあい信じ難い話で。なんだろう、「居てもいいけど居なくてもいいのでは」みたいなかんじ。
- ところでブログの RSS 全文配信化の説得に成功したので、おれのインターネット閲覧の一手間が減った。やったーおれの寿命がワンクリック×今後アクセスする n 回ぶんの秒数伸びたよ。
- おれの場合成熟というのは両面あると思ってるんで、他人が成熟してたり堅調に成熟しつつあったりすると「いいっすねえ」「すばらしいですねえ」とか言うんだけど他人から「成熟したい」「成熟すべきなのでは」とか言われると「お好きになすったらよろしいのでは」としか言わない。
- なんか成熟ヘイターのひとになってくると、もう成熟という字を見るだけで口の中に苦味が湧き、成熟こそ善で未成熟は悪だ的な価値観を押し付けられたかのように感じるみたいなんだけど被害妄想だと思う。これ、たとえば「金持ち」にいい意味しかない、みたいな想像力(を抑圧された)の貧困さの問題なのかなあ?みたいな気はするけど他人事なので「たいへんですね」と思いながらそっとウィンドウを閉じる。往年の問題も「成熟したほうが便利」とか「成熟しといたほうが有利」みたいな話で、それ以上の意味を見出すのは読み取り過ぎな気がするな。不利や不便でも生きていけないわけではないよな?というか。おまけにこれは、自分で選び取って良い領域の話だ。
- というか親兄弟親戚から連日「結婚しろ」と言われ続ける拷問みたいな事態に陥っているひとならうんざりしてそうではあるけど、結婚と成熟は別の話だよねえ。じゃあ親兄弟親戚から連日「成熟しろ」と言われ続けて 20 数年、みたいなひととか。そんなエヴァンゲリオンみたいな一族やだナー。
- はてなに必要なのは「いいね」ボタンではなく「おまえの意見には賛成しないけどお前自身はイイやつなんだろうと思う」ボタンとかなのでは。「賛成」ボタンと「おまえいいヤツ」ボタンが別々にあればいいのか。どっちか片方だけ連打されてると「あれ?たぶんおれどっかへんだな?」と早期に自己診断できるっていう。あーでもやっぱりそういう面倒さが関係をこじらせていくんだから 5 段階レーティングより Like か Boo のどっちかだ、みたいになった経緯がインターネットなんじゃね。