火の七日間 第七日
引き続いて（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120720#p1）。蓄積疲労も限界に達したので休息日。ダルさで重力を 1.2G くらいに感じる。
- 昼起きて、ひさびさに行きつけだった喫茶店の生姜焼き丼大盛りを食った。おばちゃん超大盛りにしてくれたよ。うむ、格別うまくもないんだが、この味この味ってかんじ。
- ホテルでダラダラ TV みてたらナディアがはじまってびっくりした。そういや再放送してんだっけな、鬼平 or 座頭市の録画以外の TV 見るのもひさしぶりだ。
晩飯は T 特製の男パスタ。うまい。大量満足。
- M さん宅に奥さんを連れてご挨拶。何度か紹介する機会があったんだけど、微妙に縁がなくて引きあわせられてなかった。M さんは至って穏和な生活と人柄で悪目立ちするようなことはまったくないけど、よく見ると相当特殊な人間なので（本と機械とドールまみれのその部屋も）、奥さんに事前にうまく説明できず「なんていうか植物みたいなひと」とだけ言っていた。
- 残り僅かの滞在期間中の立ち寄り先候補として、神田のデビルクラフト（http://www.devilcraft.jp/about/）という店を教えてもらう。様々なビール、そしてシカゴピザ。特に The Meatzza（ミッツア）という文字通り肉しか載ってねえピザが極めて邪悪らしい。「ミッツァ肉増し」というオプションもあるとか。
- 今夜の新文芸座オールナイト行きたかったけど（滞在中唯一の土曜日なので）、ホラー特集で奥さんがダメなので諦めた。
夜半の空腹を満たすため、というより「空きっ腹の夜中にフラリと中本へ行く権利」を行使するために、閉店間際の中本へ。
あまりドカ食いしても仕方ないので、ひやみのノーマルセッティング。時刻は 02:00 直前、Insta に post してからいただく。いまから走ってもオーダー間に合うまい。食いたいものが視覚情報でだけインターネットごしにぶっ飛んでくる、普段東京勢にやられている夜半の Instagram ひやみ写真テロへのささやかな報復だ。
ひやみ一杯ひっかけて帰るだけのつもりだったけど、燃料入ってちょっとテンションあがったので長年の趣味である都市部深夜徘徊もできるかんじになった。あと、せっかくだから今夜新文芸座オールナイトに行ってるらしい MSRkb 氏と位置情報的にニアミスしておくか。
お馴染みの、携帯電話を象ってるビック P 館外装だが、巨大な手のモチーフはちょっと共産主義っぽいというか、またはローマ帝国っぽい。
新文芸坐きた。まあ、特別見たいラインナップでもなかったな…。あ、予定のほうのラインナップは結構見たい。あとこないだの OFF 会で「最近見ないねー」と言ってた唐沢俊一氏の名前があった。
やはり基本的にサンシャイン通りは横切るものだ。あれ、先の方の路地にあるビル知らないや。前からあったっけ？
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喫煙所休憩。東京時代に Instagram があったら、いまごろ近所が一人ストリートビューできるくらいダラダラ深夜徘徊中に撮り流しててヤバかったろうな。ほんとテクノロジというものはタイミングよくやってくるよ。
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こうなったら北池袋らへんも回ってみたいが、どうすっかな。好き勝手できる時期に 10 年居たから、ほんとあらゆるところに思い出がある。下手すると少年時代を過したらへんよりよほどイベント多いわ。
元通勤路で、私立ライラ学園（だったっけの）通学路。
なつい。インターネットにまだ俺ニュースがあった頃住んでたらへんだ。
このへんにあった「テロ・ゲリラに注意」の看板がなくなってる。でもなくなったのは随分前かもしれない。
ここの溝にもお釣り通算 2,000 えんくらい呑まれたと思うわ。…きりがないのでこのへんから先は適当に切り上げよう。
町内がんばってんなー。
身体あったまってきて、脳もだんだん深夜徘徊の呼吸思い出してきたので、ここいらでいっそママチャリ乗りたくなってきたぞ（山手線一周コース）。と、そういえば今夜の徘徊でも警官のひとに声かけされたよ。まあチャリじゃないので立ち話程度だった（自転車乗ってると自転車ドロを疑われるので止められる確率高い印象）。
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たしかおれが最初に合成パノラマ写真撮ろうとした地点だ。自転車でよく通った道でもある。何回かドラマの撮影してるのとかみた。パノラマは、当時は Hugin などなかったし、手で角度だけいじって無理矢理つなげていた。でも無理矢理感あるほうがパノラマとしてはいまだに楽しいってのもある。
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駅あいてる時間になったかー。ちょっと辛まりに行くだけのつもりが深夜徘徊モードのまま朝を迎えてしまた。まぁでも、こんだけ過ごしやすい晩にほっつき歩けたのはよかった。一週間程度じゃ「ひとにあう」くらいのことしかできんなと思っていたが、深夜徘徊はやりはじめると実際毎晩やっても足りない。自転車が欲しい。人間よりも場所はより克明に時間と向き合い、そしてどんどん通り過ぎることができる。
寝る。明日へ続く（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20120722#p1）。
